千葉商科大学(略称CUC、学長:原科幸彦)人間社会学部(学部長:鎌田光宣)は、学内でフードパントリー※やフードドライブを定期的に開催すること等を目的に、フードバンクに取り組む市川市社会福祉協議会と連携し、「フードバンク学生チーム」(担当:小口広太人間社会学部准教授)を発足しました。
12月23日(木)11:00-13:00には、コンビニエンスストアの閉店・改装に伴い発生する廃棄予定の在庫商品を、同大学生を対象に無償で提供します。
※フードパントリーとは「食品の支援が必要な人が必要な時に、受け取ることができる場所」で、フードドライブとは「家庭で余っている食品を学校や職場などに持ち寄る必要な人に届ける活動」です。フードバンク活動は、社会にとって必要な取り組みとして全国的に広がっています。

◆CUCフードパントリーの背景と概要
学生は長引くコロナ禍でアルバイトのシフトの減少など経済状況に影響が出ている。生活でも、コロナ禍以前とは人との繋がりが減少している。フードバンク学生チームは、授業の一環で市川市社会福祉協議会のフードバンク事業についてヒアリングを行った際、「地域の大学との連携を考えている」という意向を聞き、フードパントリーを通じて人と人との繋がりをつくること、〈支え合い〉の活動を行えることに着目し、企画・運営に取り組むようになった。
フードバンク学生チームは、フードパントリーの企画書を作成。市川市社会福祉協議会からコンビニエンスストアの在庫商品ならびに個人で寄付があった生理用品、お米などの提供を受けて実施する。

第1回フードパントリー 配布物の概要
[食品関係]
・米…約100kg
・飲料水…約500本(エナジードリンク、栄養ドリンク、炭酸水など)
・ゼリー(飲料タイプ)…約150個
・ガム…100個
・その他食品…50袋(インスタントラーメン、おつまみ、お菓子など)
[日用品]
生理用品…100袋
日用品…ゴミ袋、洗顔料、文房具など
【提供する食品の条件】
(1)賞味期限が明記され、かつ賞味期限まで2ヵ月以上残っているもの
(2)常温で保存が可能なもの
(3)未開封であるもの
(4)お米は前年度産まで

千葉商科大学では、建学の理念に基づく本学の事業活動において、SDGs への取り組み方針を学内外に共有・公表することにより、社会的責任を果たす際の指針とすることを目的に「千葉商科大学SDGs 行動憲章」を策定しています。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 千葉商科大学学生チームが初開催「フードパントリー」企業の廃棄ロス削減×学生の経済的支援