フローディアは今回開発したメモリー技術をAI(人工知能)の推論演算を圧倒的な低消費電力で実現するチップに応用します。このチップは不揮発性メモリーにニューラルネットワークの重みを記憶し、このメモリーアレイに電流を流すことで多数の積和演算を並列に実行する、Computing in Memory(CiM)と呼ぶ仕組みに基づくものです。CiMは、メモリーから大量のデータを読み出しCPUやGPUで積和演算を行う一般的なAIアクセラレーターに比べて大幅に消費電力が抑えられることから、エッジコンピューティング環境向けのAIアクセラレーターとして世界的に注目を集めています。