2021年11月16日

株式会社ALBERT

【ALBERT】SBI証券と協業し、顧客との長期的な関係構築を目指す
マーケティング最適化AIモデルの開発を開始
~マーケティング・データ基盤を構築し、マーケティング領域のDXを推進~

データ分析・AI社会実装を手掛ける株式会社ALBERT(アルベルト、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松本壮志、以下ALBERT)は、株式会社 SBI 証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村 正人、以下 SBI 証券)とSBI証券のデジタルマーケティングを実践するデータ基盤構築および提供サービス高度化に向けて顧客属性に応じてマーケティング施策を最適化するAIモデルの開発を11月より開始します。
ALBERTとSBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾吉孝、以下SBIHD)は2021年6月に資本業務提携を開始しており、SBIグループの保有する知見やビッグデータとALBERTの持つ分析技術やAIプロダクトを融合させ、SBI証券のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けて協業しており、本取組みはその一部になります。

■背景
ALBERTの資本業務提携先であるSBIHDを中心とするSBIグループは、金融商品や関連するサービス・情報の提供等を行う「金融サービス事業」を中心に事業を展開しており、その中でもSBI証券は業界屈指の安価な手数料体系や魅力ある投資機会(商品・サービス)の提供、安全でより良い取引環境の提供に取り組んでいます。
本取組みにおいては、SBIグループの知見に加えてALBERTがこれまでの分析プロジェクトを通じて培ってきたビッグデータ分析やAI実装に関するノウハウを提供します。これによりSBI証券では、中長期的な顧客との関係構築に貢献するマーケティングを最適化し、顧客提供価値の高度化を可能とします。

■開発概要
①マーケティング・データ基盤とデータを可視化するダッシューボードの構築
SBI証券の既存サービスを通じて蓄積されたビッグデータを最大限活用するため、既存のデータベースを拡張し、データ集約や処理の高速化および用途に合わせ加工し視覚化するシステムの構築・開発を行います。それにより既存マーケティング業務の自動化・精度向上、自社データと外部データを統合した活用などが可能となり、顧客動向や外部環境変化に柔軟に対応できるデータドリブンな経営を推進します。

②顧客提供価値を最大化するためのAIモデルの開発
これまでは個別のマーケティング施策の効果を分析していましたが、顧客との中長期な関係性を前提に最適化されたマーケティング施策を実現するため、様々なマーケティング施策を想定し顧客属性ごとに適切なマーケティング提案を実現する新たなAIモデルを開発します。これにより、新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用頻度向上のためのマーケティング効果の検証を精緻化し、中長期的にはパーソナライズマーケティングの実現を目指します。

■今後の展望
ALBERTでは、本取組みを通じてSBI証券のDXを推進すると共に、顧客一人ひとりの投資意向に合わせて投資機会を提供できるようなマーケティング施策の高度化、最適化の実現に向けて支援をしてまいります。なお、本件による当社の業績への影響は軽微です。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 【ALBERT】SBI証券と協業し、顧客との長期的な関係構築を目指す マーケティング最適化AIモデルの開発を開始