サイエンス・コミュニケーション・プロジェクト
「データサイエンス基礎講座」開催
11月19日(金) 午後1時~午後3時 石川県立金沢泉丘高等学校

金沢工業大学の学生・教員、国際高等専門学校の教員で運営するサイエンス・コミュニケーション・プロジェクトは、11月19日(金)、石川県立金沢泉丘高等学校(中村義治校長、石川県金沢市泉野出町3丁目10−10、電話076-241-6117)にて生徒を対象としたデータサイエンス基礎講座を開催いたします。

理数科1年生約40名を対象とした講座は午後1時~午後3時(学校設定科目「CS学際科学」)に開催します。この講座では藤島悟志教授(国際高専)が講師を務めます。また、当該プロジェクトの南出章幸教授(国際高専)と竹俣一也教授(金沢工大)が現地でサポート役を務めます。

*1:学校設定科目とはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の特例措置です。
以下は文部科学省HPより(抜粋)
「文部科学省では、将来の国際的な科学技術関係人材を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等学校等を「スーパーサイエンスハイスクール」として指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等を平成14年度より支援しています。」

*2:CSとはコスモサイエンスの略、SSH初期に開講された学校設定科目「コスモサイエンス」の名残です。

講座前半(1コマ目)はデータサイエンスとAI技術(機械学習)についての説明と、紙面上での機械学習演習を行います。PCだけの演習では仕組みがブラックボックス化されてしまい、単にAIを使った経験で終わってしまいます。高等学校で学ぶ数学の知識で理解できる機械学習演習に手作業で取り組むことで、機械学習の理解を深めてもらいます。講座後半(2コマ目)は引き続き紙面上での演習を行った後、PCを使った機械学習(画像認識)体験として、データサイエンスとして重要なデータセットに注目した演習を行います。データセットの質による認識精度の違いから、機械学習のより深い理解につなげます。

サイエンス・コミュニケーション・プロジェクトは「データサイエンスを学ぶ仲間づくり」のために、地域の中学生・高校生を対象にPCによる演習を含む実践講座を実践しています。今年度は6/3石川県立寺井高校、7/27-28石川県立金沢泉丘高校、8/19石川県立金沢辰巳丘高等学校で当該講座を実施しています。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 サイエンス・コミュニケーション・プロジェクトが「データサイエンス基礎講座」開催