デジタルトランスフォーメーション(DX)領域でのビジネスを加速し、外部の顧客・パートナー企業と積極的に共創的事業創出を行うEmellience Partnersは、コンピュータービジョンに行動心理学の要素を加えることで、これまで困難だった人間の行動の「高精度予測」を行うことができる「Behavior AI(行動予測AI)」を開発するHumanising Autonomyに、英国を拠点とするBeacon Capital Partnersと共に、共同リードインベスターとして出資しました。本投資ラウンドには、既存投資家を含めた日米欧の投資家が参加しています。
Humanising Autonomyは、ロンドンの理工系大学Imperial College of Londonでのプロジェクト成果を商業化する形で、2017年に設立しました。これまでに、海外ではダイムラー社、エアバス社、ロンドン市交通局、AISIN Technical Center of America等と協業を進めており、国内でも自動車関連企業のほか、運輸、スマートシティー、建設、損害保険などの幅広い領域での実証実験および商用プロジェクトが進捗しつつあります。Humanising Autonomyが持つ技術は、これまでのコンピュータービジョンによるヒトの「検知」にとどまらず、ヒトの行動の「高精度予測」を行う事を可能にします。Humanising Autonomy のソリューションは、「単眼カメラ+AI」で、人との距離および行動の高精度予測を行い、人と機械や車両との接触リスクを把握、低減することが可能です。Humanising Autonomy は、英国で最も権威のあるビジネス関連の賞であるThe Queen’s Award for Enterprise: Innovation 2021を受賞するなど、高い技術力と先進的なビジネスが評価されており、すでに欧州および米国市場で複数の商業用のプロジェクトを進めています。
People are interacting with machines more than ever before, Whether we’re walking, shopping, driving, looking at billboards or just being at work, our world is laden with automation that doesn’t understand how people behave. That lack of human context leads to inefficient decisions by the machine, uninformed operational strategies by the business responsible for them and, ultimately, a poor experience for us as people. Japan is one of the world centres for robotics and AI and we are excited to be partnering with Emellience Partners to expand into the Japanese market.