第6回となる今回のオークションのテーマは「Race Cars for the Road(公道を走るレースカー)」です。生産された217台のうちの第1号車である“奇跡の1台”「ランチア・ラリー “037”」をはじめ、貴重な3台の「ポルシェ911」、MotoGP(オートバイロードレースの世界選手権シリーズ)参戦車両である「RC213V」の遺伝子を受け継いだ「RC213V-S」、超低走行距離の「アルファロメオ8Cコンペティツィオーネ」、オリジナルコンディションで希少な「マツダサバンナ“RX-3”スポーツワゴン」など、えりすぐりのコレクションカーをラインアップしました。
「Race Cars for the Road」には新たに8台の車両が出品されます。 「ランチア・ラリー “037”」は世界ラリー選手権(WRC)に勝利するべく製造されたミッドシップ(※1)後輪駆動のラリー競技ベース車両です。強くなりつつあった4WDモデルに果敢に挑み、WRCのチャンピオンにもなりました。イタリアのピニンファリーナ社がデザインした気品あふれるボディーデザインは当時“最も美しいラリーカー”と称され、今もなお独特の存在感と美しさを放っています。
そして本オークションでは「Limited Time Offer Collection」と称して、第4回オークションで出品された車7台、バイク1台が新価格で再び登場します。「アストンマーチンヴァンデージV550」や「パンサーJ72」といった、稀代の名車たちをもう一度手に入れる機会です。またミハエル・シューマッハが実際に着用したレーシングスーツや希少なエアプレーンモデルなど、入手困難なフェラーリグッズ15点の出品も予定しており、1円から入札可能な商品も取りそろえています。