■聞こえチェッカーの特長 ① 2分程で測定結果がわかる利便性 聞こえチェッカーは専用の適切な音圧レベルと遮音性能を備えたヘッドホンを着用し、「聞こえますか?」の問いに「はい」・「いいえ」で回答します。誰でも簡単に2分程でご自身の聞こえの程度を把握することができます。タブレット操作に慣れていない方にも使いやすいように画面の案内表示にもこだわりました。 総合病院の待合室や薬局等に聞こえチェッカーを設置し、耳鼻咽喉科以外へ来院された方に待ち時間を利用して気軽に体験できることを目指しています。
③ 聴力の加齢性変化に関するデータベースを使用 東京医療センターにおいて2000年から2020年までに行われた約7万件の聴力検査結果のうち、耳疾患の影響がなく、加齢による影響だけを抽出した1万人以上の聴力データに基づいて解析された聴力の加齢性変化に関するデータベースを使用しています。このデータベースは、10代から90代までの幅広い年齢層の男女別データで構築されています。これらによって解明された日本人における男女別および年齢別の平均的な聴力は、認知症対策など聴覚の活用に向けた基礎データになることが期待されています。