今後到来する予測困難な時代にあって学生には自律的な学習者となることが求められています。 そのような中、コロナ禍でのオンライン授業の経験は「いかに学ぶか、いかに教えるか」についてあらためて教員と学生双方が考える契機となりました。学修者本位の教育を実現する上で、教員が授業改善に主体的に取り組むSoTL(Scholarship of Teaching and Learning)は、日本の大学における教育開発(FD)の高度化を推進する上での鍵となります。 帝京大学では、昨年に引き続きSoTLオンラインシンポジウムを主催します。今年は、アジア・太平洋地域の大学においてSoTL実践をリードする5名の研究者に、各国のSoTLの現状や優れた取り組み、SoTLの実践コミュ二ティのあり方等について話題提供をいただきます。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
【日 時】2021年10月16日(土)14時~16時30分
【実施方法】Zoom Webinar ※日英同時通訳有
【内 容】 1. 講演題目:「SoTL Leadership in Asia-Infusing a SoTL Culture in Institutions of Higher Learning」 国立シンガポール大学 准教授 Chng Huang Hoon氏
2. 講演題目:「Encouraging and Evaluating SoTL」 モナシュ大学 准教授 Colin Jevons氏 &ウーロンゴン大学 准教授 Michelle Eady氏
3. 講演題目:「The Importance of SoTL in Creating More Inclusive Institutional Climates」 沖縄科学技術大学院大学 Executive Director Kathy Takayama氏