360°リアルタイム空間共有ソリューション「AVATOUR」の販売を開始

～5Gを活用して高精細で没入感の高いコミュニケーションを実現～

2021年7月15日
株式会社NTTドコモ

　株式会社NTTドコモ（以下、ドコモ）は、エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社（以下、ビズリンク）が販売する「AVATOUR（アヴァツア―）」（以下、本ソリューション）を5Gパートナーソリューションとして2021年7月15日（木）から販売開始します。

　本ソリューションは、360°カメラやVRゴーグルを活用することにより、遠隔地の空間に入り込むような体験ができる360°リアルタイム空間共有ソリューションです。
　映像を配信する主催者は、360°カメラとスマートフォンといった簡易な機器を使うだけで、複数の参加者向けに自分の撮影した空間の360°映像をリアルタイムに配信することができ、参加者はパソコンやスマートフォンの画面をドラッグしたり、VRゴーグルで視線を移動したりすることにより、主催者から配信された遠隔地の映像のなかで自分の見たい場所を自由に見ることができます。また、本ソリューションは双方向のコミュニケーションも可能なため、参加者が主催者に、詳しく見たい場所などをリクエストすることや、参加者間でコミュニケーションをとることができます。

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202107137625-O6-79KOZLKz】
＜AVATOUR利用イメージ＞

 
　従来のWeb会議システムでは、参加者全員に同じ映像を配信するため、参加者がそれぞれ自由に行動する体験を実現することはできず、製造業における工場の視察などにおいては、リモートでの実施を断念せざるを得ないケースもありましたが、本ソリューションでは、360°カメラと空間共有技術を活用することにより、複数の参加者が空間内を自由に移動することができるため、リモートで工場監査なども実施することが可能となります。
　本ソリューションは、製造業における現地工場の視察や安全管理業務、観光業における国内外のバーチャルツアー、建築業におけるリモート監査や現場ツアー、不動産業におけるオンライン内見など幅広い利用シーンを想定しています。

　また、今回ドコモから本ソリューションを提供するにあたり、5Gと組み合わせた提供も可能となります。
　360°カメラの大容量・高精細な映像データを5Gで伝送することで、安定した空間共有が可能となり、遠隔地とスムーズなコミュニケーションをとることができます。

　ドコモは今後も、5Gの特徴である高速・大容量を生かした新たな映像ソリューションの展開を通じて、新しい価値の創出や社会課題の解決に貢献し、お客さまの生活がより便利で、豊かなものになるように努めてまいります。

 

 

 

別紙

360°リアルタイム空間共有ソリューション「AVATOUR」の概要

１．特長
　・市販の安価なデバイス（360°カメラ・スマートフォン・三脚など）を使って簡単な操作をするだけで360°映像の共有を実現します。
　・最大20人の参加者がそれぞれ見たい映像を自由に見ながら、主催者や他の参加者とインタラクティブにコミュニケーションをとることが可能です。
　・パソコンやスマートフォンから簡単に利用する方法だけでなく、VRゴーグルを使うことでより臨場感のある体験もできるなど、マルチデバイスに対応しています。
　・事前に録画した360°映像による空間共有も可能です。

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202107137625-O5-QCe889zC】

２．提供開始日
　2021年7月15日（木）

３．ご提供料金
　（1）Professionalプラン
　　　　・年間ライセンス：3,300,000円（税込）～
　　　　・月額ライセンス：550,000円（税込）～
　（2）Enterpriseプラン
　　　　・年間ライセンス：5,940,000円（税込）～
　　　　・月額ライセンス：990,000円（税込）～

　※お客さまのご利用方法に合わせて、お見積りおよび提供条件をご提案します。
　※別途、機器代金や通信料金が発生します。

４．サービスサイト
　　https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/avatour/

５．お申し込み方法
　全国のドコモ法人営業担当者
　「ドコモのホームページ 法人のお客さま」お問い合わせページ