物流面におけるプラスチック削減を加速

 
物流面におけるプラスチック削減を加速 プラスチック製物流資材のリサイクル循環を開始

 
 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、プラスチック使用量の削減を目的に、ヨーグルトや牛乳などの保管・輸送に使用するプラスチック製物流資材(クレート:主に輸送時に商品を保管するトレー)のリサイクル循環を構築し、2021年4月より順次運用を開始しましたのでお知らせします。

 当社は、プラスチックごみによる海洋汚染の社会課題解決に向け、「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」のもと、プラスチック資源循環に対する取り組みを推進しています。商品パッケージに使用するプラスチックのほか、物流面でもプラスチック資源循環の取り組みを進めています。
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 このたび、プラスチック製物流資材の製造・販売を行う三甲株式会社(代表取締役社長:後藤 利彦)と連携し、4月よりクレートのリサイクル循環の運用を開始しました。この循環は、破損・劣化した当社のクレートを三甲株式会社にてリサイクル材に加工後、リサイクルクレートの製造を行い、当社にて使用する循環です。これにより、2030年度までに物流資材のプラスチック使用量を516トン削減できる見込みです。

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 当社は今後も、サプライチェーンすべての工程においてプラスチック削減の取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。

 
物流面におけるその他の取り組み
 今回運用を開始したクレートの取り組みに先駆け、2015年度より、商品の保管・輸送に使用するパレットについてリサイクル循環に取り組み、破損や劣化などで使用できなくなったパレットは100%リサイクルを行っています。これにより、プラスチック使用量を1,700トン削減しました。さらに、2019年度からはパレットの軽量化を進めたことにより150トン削減し、2015年度から2020年度の6年間で、物流資材のプラスチック使用量を合計1,850トン 削減してまいりました。
 また、今後も本取り組みを継続するとともに、シートパレット※1、ストレッチフィルム※2などの物流資材についてもリサイクル循環の検討を進めてまいります。

※1 積載効率向上のための薄型パレット
※2 商品の保管・輸送の際の荷崩れ防止のために使用するフィルム

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パレット


「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」について
 明治グループでは、2018年に「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」を策定し、食と健康のプロフェッショナルとして事業を通じた社会課題の解決に貢献し、人々が健康で安心して暮らせる「持続可能な社会の実現」を目指しています。
 「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」では、「こころとからだの健康に貢献」「環境との調和」「豊かな社会づくり」の3つの活動テーマと、共通テーマである「持続可能な調達活動」を掲げ、それぞれのテーマに基づき社会課題の解決に向けて取り組みを進めています。具体的な活動ドメインについては右図に示す通りであり、このフレームワークに基づいてサステナビリティ活動を推進し、社会課題の解決に貢献していきます。

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明治グループサステナビリティ2026ビジョン


 

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 プラスチック製物流資材のリサイクル循環を開始