当用漢字表からアダプティブ・ラーニングまで 漢字を教える・教わる歴史を紐解く

2021年6月9日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
漢検 漢字博物館・図書館

漢検 漢字博物館・図書館(以下 漢字ミュージアム)(本部:京都市東山区/館長:髙坂節三)は、企画展『なやみ深き漢字学習 -戦後から現代へ-』を開催します。実施概要は、下記の通りです。
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■企画展概要
【企画展】なやみ深き漢字学習 -戦後から現代へ-
【期間】2021年6月16日(水)~2021年10月3日(日)開催
【場所】漢字ミュージアム 2階 企画展示スペース
【内容】本展示は、昨年度の企画展「なやみ深き漢字学習-明治から戦前へ-」※の続編です。戦後の漢字教育史、漢字ドリル、デジタル漢字学習に着目することで、なやみ深き漢字学習に迫ります。教員や教員を目指す方は小・中学生の保護者の方も対象とした企画展です。

※昨年度の企画展  https://www.kanjimuseum.kyoto/kikakutenji/detail/200407.html

【企画展への入場料】漢字ミュージアムの入館料のみ必要
【備考】この企画展は「beyond2020プログラム 認証事業」です。

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■展示例

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企画展『なやみ深き漢字学習 -戦後から現代へ-』

■企画展の概要
本展示は、昨年度の企画展「なやみ深き漢字学習-明治から戦前へ-」※の続編です。
戦後の漢字教育史、漢字ドリル、デジタル漢字学習などの展示を通して、漢字学習の課題と進化に迫ります。
教員や教員を目指す方はもちろん、小・中学生の保護者の方も対象とした企画展です。
※昨年度の企画展  https://www.kanjimuseum.kyoto/kikakutenji/detail/200407.html

■展示の見どころ
見どころ① 戦後の漢字教育史
戦後、漢字はどのような理念のもとで、どのような方法で学習されたのでしょうか。
学年別漢字配当表や学習指導要領等をもとに紐解きます。

見どころ② 貴重な昔の漢字ドリル、進化を続ける最新の漢字ドリル
戦後から現代にいたるまでの漢字ドリルの歴史を、漢字ミュージアムが収蔵する漢字ドリルとともに振り返ります。
また、子どもたちの勉強がはかどるように、使いやすいようにと、進化を続ける漢字ドリルの事例を紹介します。学校に直接商品を納入しているドリル出版会社が、最新の漢字ドリルの中に盛り込んだ工夫を紹介します。
「ドリルにおける字形指導」「漢字ドリルのサイズと書込欄」「1958年以前の筆順」などのコラムもあります。
また、漢字テストの採点を疑似体験できるコーナーもあります。学校現場で採点者によって字形の正誤判断が異なる要因や背景について解説します。

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見どころ③ 漢字教育のICT化
教育のICT化とは、教育現場でデジタル機器を利活用することを指します。文部科学省が提唱・推進する「GIGAスクール構想」によって、今後、デジタル機器を用いた教育はますます学校現場に広がっていくものと考えられます。ここでは、各種あるデジタル漢字学習ソフトの中から3種類を選んで展示し、最先端の漢字教育を体験していただけます。

■漢字ドリル寄贈について
 この企画展で展示している漢字ドリルは、漢検 漢字文化研究所が主に寄贈を募ることによって収集したものです。古い漢字ドリルには市場価値がつかないため、図書館や博物館に保管されることなく、現在進行形でその多くが失われていっています。研究所では、将来の漢字教育研究に役立てるため、戦後の漢字ドリルや国語ドリルを体系的に収集・保管しようと考えています。

 
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漢字ミュージアムは京都・祇園に2016年6月29日に開館した日本初の漢字に特化したミュージアムです。京都市立弥栄中学校の跡地に建設され、ただ漢字を見るだけでなく、触れる・学ぶ・楽しむ展示を通して、いくつもの驚きや発見を生み出す体験型ミュージアムです。

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アクセス:
◆京阪本線『祇園四条駅』徒歩5分
◆阪急京都線『京都河原町駅』徒歩8分
◆地下鉄東西線『東山駅』徒歩10分
◆京都市バス『祇園』下車すぐ

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■施設概要
【所在地】〒605-0074 京都市東山区祇園町南側551番地
【電話】075-757-8686
【FAX】075-531-0340
【WEBサイト】https://www.kanjimuseum.kyoto/
【入館料】大人800円 大学生・高校生500円 中学生・小学生300円 未就学児・障がい者 無料
【開館時間】 9:30~17:00(最終入館16:30)※当面の間、平日は11:00~17:00(最終入館16:30)
【休館日】月曜(休館日が祝日の場合は、翌平日に振替)※当面の間、月曜・火曜休館、臨時休館あり

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 企画展『なやみ深き漢字学習 -戦後から現代へ-』