UXの観点から科学技術イノベーションと産学連携による地方創生について議論

UXの観点から科学技術イノベーションと産学連携による地方創生について議論。
「2021地方創生フォーラム ~“人”中心で生み出す地方発イノベーション~」
5月20日(木)13時30分からオンライン開催

金沢工業大学は、「2021地方創生フォーラム ~“人”中心で生み出す地方発イノベーション~」を5月20日(木)13時30分からオンライン開催します。このフォーラムでは、これまで取り組んできた科学技術イノベーションを生み出す社会実装型産官学連携による地方創生について、 UX (ユーザーエクスペリエンス)の観点から議論をします。

「世代・分野・文化を超えた共創教育」を実践する金沢工業大学(KIT)は、平成30(2018)年白山麓に地方創生研究所「KITイノベーションハブ」を開設し、中山間地域におけるIoT、AI、ビッグデータ等を活用した課題解決を目的として、自治体や多くのメンバーシップ企業と連携し研究活動を進めてきました。その過程で、科学技術の導入が地域にとってどうあるべきかを、心理学による「UX(ユーザーエクスペリエンス)」の観点から感性評価の手法を用いて、地方における技術イノベーション導入を多面的に検証していきます。また、地方創生研究所では、この観点と切り口が、真の地方創生を生み出すために欠かせないものであると考えています。今回のフォーラムでは、これまでの事例を様々な角度から検証し、”技術”だけでなく”人”が中心となって地方から創出されるイノベーションについて議論します。ご参加の皆様とこれからの地方創生イノベーションについて考える機会になれば幸いです。

日時:5月20日(木)
開催方法:オンライン開催
定員:300名(参加費 無料) ※定員に達し次第締め切りとさせていただきます
参加申し込み:地方創生研究所のウェブサイトからお申し込みください
地方創生研究所ウェブサイト URL https://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/IRRI/

■当日スケジュール
13:00 開場(接続開始)
13:30 趣旨説明
 金沢工業大学 学長・地方創生研究所 所長 大澤敏

13:35-13:55 基調講演「地方創生における技術導入の“落とし穴”」
 金沢工業大学 情報フロンティア学部 心理科学科 教授・感動デザイン工学研究所 所長 神宮英夫

13:55-14:15 トークセッション「地域と社内を幸福にした農業DX」
 【パネラー】
  北菱電興株式会社 取締役 酒元一幸氏
  北菱電興株式会社 企画本部 スマートアグリシステム開発室 中西康夫氏
  農事組合法人んなーがら上野営農組合 中西盛重氏
 【モデレーター】
  神宮英夫

14:15-15:00 メンバーシップ企業の取り組み事例
 【登壇予定】
  株式会社イクロス/株式会社エコステージ/東プレ株式会社/前田建設工業株式会社
 【コメンテーター】
  金沢工業大学 学長 大澤敏/副学長 廣瀬康夫/神宮英夫/産学連携局長 河合儀昌

■対象者
○地方での持続可能な社会を実現するオープンイノベーションに興味のある方
○ベンチャー企業や大学との連携に興味のある方
○データを活用した実証実験等に興味のある企業の方
○行政における地方創生の実務担当者
○社会人、学生、研究者(大学)等の枠組みを超えた共創に興味のある方

地方創生研究所について
金沢工業大学の「地方創生研究所」は、過疎化や社会インフラの崩壊による存続の危機にさらされている地方の現状を打破し、地方の再生に寄与する研究機関として設立されました。里山の自然との共生による豊かなライフスタイルをユーザーエクスペリエンスの観点から研究し、ICT、loT、Alなどを駆使することで、防災やエネルギー、教育、医療、福祉、産業の発展をもたらす技術やシステムを研究開発しています。
地方が抱える問題解決のために、地方創生研究所が保有する「空間情報」「エネルギー」「グリッド」「ロボット」「人工知能」「IoT」「センサー」「画像認識」の各研究シーズを軸として「地域産業」の活性化や「福祉医療」に関する課題解決、「エネルギー」や「ICT基盤」の発展に寄与するような研究や実証実験を行っています。産学官の連携による多彩なプロジェクトによって、既存の概念にとらわれることなく、地方から技術イノベーションを創出していく試みに挑戦しています。また、研究プロジェクトの活動は、国連に加盟する世界193か国が合意したSDGsの達成を目指しています。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「2021地方創生フォーラム ~“人”中心で生み出す地方発イノベーション~」5月20日(木)オンライン開催