EY Japanが予測する2つのエネルギー変革シナリオ: EYは「ベースシナリオ」と「アグレッシブシナリオ」の2つのシナリオを予測しています。「ベースシナリオ」は第5次エネルギー基本計画に基づく目標を達成する前提で各諸元を設定しています。他方、「アグレッシブシナリオ」はより高度な技術導入と規制の強化により、2050年には電源由来のCO2排出をゼロとするシナリオを想定しています。
エネルギーの転換点となる3つの「Tipping Point」: EY Japanは、電力事業に重要と考えられる3つのタイミングを「Tipping Point」 とし、以下のように定義しました。
EY Japan エネルギーマーケットセグメントセクターリーダー 白羽 龍三は次のように述べています。 「EY Japanは日本の電力市場の変化に関する3つの転換点についての予測をEY Japan Countdown Clockとしてリリースいたします。世界に誇る品質を持つ日本のエネルギー事業者の皆さまにおかれましても、この先30年の変化のインパクトを受けることになると予想されるため、今回の内容を事業計画刷新の一助としてご利用いただければ幸いです。今後もサステナブルなエネルギーエコシステムの構築を通じ、人々が豊かさを感じられる社会の実現を目指したいと考えております」
さらに、EY Japan エネルギーセクター コンサルティングサービス パートナー兼SDGsカーボンニュートラル支援オフィス サブリーダー 細谷 友紀は以下のように述べています。 「地球環境に対するより負荷の少ないエネルギー源へのシフトが世界的に起きています。 EY Japan は企業やエネルギー利用者のエネルギー転換を促進することを意識して提言・活動を行ってきました。電源の分散化を初めとするエネルギー革命は一時期な流行ではなく、永続的な事業活動であり、生活様式の適正化の営みでもあります。これらの変化を構造的に捉え、社会の変化を能動的に起こすべく今後も最高のプロフェッショナルサービスを提供していきます」
〈EYについて〉 EY | Building a better working world EYは、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスとしています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。 アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。