コロナ禍で、企業が実施するイベントのオフライン開催には制約が多くなっており、オンラインでの開催ニーズが高まってきています。しかし、オンラインに対応するためには機材調達のほかに通信環境を整える必要があり、配線設備や機器調達にかかる時間と追加コストが負担になるという課題があります。 こういった課題を解決するために、本協業においてドコモは、フロンティアインターナショナルの未来型スタジオ「F studio SHIBUYA」を2021年春ごろに5Gエリア化することで、「高速・大容量」という特徴を発揮できる通信環境を整え、企業の多種多様なイベントニーズに対応します。さらに、レベニューシェアモデルの採用により5G通信環境構築費などの初期費用を大幅に抑えることで、イベント主催者の負担を軽減し、より手軽に5Gを活用したイベント開催ができる機会の創出につなげます。
ドコモは、今後、フロンティアインターナショナルとともに「F Studio SHIBUYA」を企業イベントの新たな可能性を引き出すユースケース創出の場として位置づけ、「XR」「映像伝送」「ロボティクス」など各種ソリューションを組み合わせたオフライン+オンラインのハイブリッド型など、新しい企業向けイベントの開発に取り組むとともに、5G時代の先進技術を体験できるタッチポイントスタジオとしての運用をめざします。
別紙
「F studio SHIBUYA」の概要
1.「F studio SHIBUYA」の概要 フロンティアインターナショナルの経験と知⾒を結集した未来型スタジオです。映像、照明、音響機材はもちろん、さまざまな使用用途に対応できるテクニカル機材も完備し、また配信専⽤PCや付随機材も揃えているため、リアルイベントをオンライン配信する環境も整っており、オフライン、オンラインを問わないイベントの開催が可能です。