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帝京大学
コロナ禍における入学前準備教育 新入外国人留学生対象 入学前「オンラインミートアップ(交流会)」を行いました
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帝京大学八王子キャンパスでは、2021年4月に入学する新入外国人留学生を対象に入学前準備教育の一環として、1月23日(土)および2月20日(土)の2日間、「オンラインミートアップ(交流会)」を実施しました。
このイベントは、コロナ禍におけるニューノーマル時代を意識したオンラインによる入学前準備教育で、大学生に求められる日本語能力を知ることと、入学後の大学生活をスムーズにスタートすることを目的とし、公開質問会を行いました。
当日は2021年4月に入学予定の新入外国人留学生72名と、国際交流アシスタントとして活動している在学留学生と日本人学生20名が参加し、オンライン上で交流しました。
入学予定の外国人留学生が大学生活をリアルにイメージできるよう、日本語によるディスカッションクラス体験や、充実した学生生活を過ごすためのアドバイスと合わせて、学内の施設や行事を紹介する「バーチャルキャンパスツアー」「在学留学生によるトークライブ」「学部別交流会」などさまざまなコンテンツが行われました。
「在学留学生によるトークライブ」では、先輩留学生が入学した頃を振り返り、大学に入学して驚いたことや大変だったこと、入学までにしておくべきことを語りました。
「日本語学校と違い、大学の授業を全て日本語で理解したり、レポートを書くことが最初は大変だったが、友だちを作って分からないことを聞いたり、先生にすぐに聞きに行くことで解決できた」「日本語で書かれた学部に関する本を少し読んでおくといい」など、リアルな体験からさまざまなアドバイスが寄せられ、大学で学ぶイメージができたようです。
「学部別交流会」では、入学する学部学科ごとのグループに分かれ、在学留学生と日本人学生に直接質問や体験談を聞きながら、大学生活でやりたいことや1年後の目標を共有しました。
参加者からは「先輩からいろいろな経験などをシェアしてもらえてよかった」「日本人とこんなに長く会話するのが初めてなので楽しかった」「先輩たちの日本語力に驚いた。自分の意見をしっかり日本語で言えるようになりたい」などの感想が寄せられました。
学生スタッフとして参加した国際交流アシスタントの日本人学生は、「不安を抱えながらも、留学生の大学生活への期待感がとても伝わった。今後もサポートをしていきたい」と今後の刺激になったようです。
八王子キャンパスでは、引き続き新入留学生の学修や学生生活をサポートしていく制度を用意しています。
3月下旬には、「新入留学生スタートアップセミナー」をオンラインで実施し、留学生一人ひとりを担当するバディとの顔合わせを行うほか、「日本語コミュニケーションテスト」を実施し、留学生個々の日本語力や思考や学習意欲、進路希望を把握し、留学生個々の資質に応じたサポートに活用していく予定です。