オールジルコニアのカトラリーシリーズKIYOを、初めて主要な展示会で披露。

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株式会社ZIKICOが、ててて商談会に出展します。新型コロナウィルスの影響により、大勢が集まるイベントが制限されてから1年ぶりの出展です。

期間:2021年3月17日~19日
場所:渋谷ストリームホール
東京都渋谷区渋谷3-21-3
渋谷駅C2 出口直結 歩いてすぐ4F
URL:https://tetete-show.jp/

 
「ててて商談会」は「ててて協同組合」が主催する展示会です。ててて協同組合は、「作り手」「使い手」「伝え手」の3つの手が共鳴し合えることを目的に掲げています。毎年、300社ほどの応募があり、その中から厳選された約100社が出展を認められる展示会であり、バイヤーからは高い注目を集めています。

ZIKICOのブースでは、これまでのSUMUカトラリーシリーズとTEMO両面計量スプーンに加え、オールジルコニアのKIYOデザートカトラリー( https://www.zikico.com/kiyo )の展示も行います。2020年10月に3密を避けて4社だけで行った展示会「つくり手の星座」で発表して以来、展示会場で披露するのは初めてです。初めてのオールジルコニアのモデルであり、先端から柄まで一体感のある製品に仕上げています。SNSなどの写真からだけでは分からない、ジルコニアの不思議な質感を、会場で手に取って感じて頂ければと考えております。

2020年は殆どの展示会や多くのイベントが中止となり、代わりにSNSでの活動やオンライン展示会への相次ぐ出展を行いました。しかし、それまで世の中になかったジルコニアのカトラリーの良さは、実物を手に取って、質感を確認してもらうのが一番良いのだということを実感することになりました。渋谷というアクセスの良い場所での展示会は、とても貴重な機会になります。
SUMUカトラリーシリーズでは、柄にレジンを使用していましたが、KIYOはオールジルコニアで、更に先端の厚みをSUMUよりも薄く仕上げているので、重心がより手元に近づき、今までと違った驚きがあります。

ZIKICOとは
『ジルコニア』という素材に特化したプロダクトブランドです。ジルコニアには、「宝石の様な、硬さ。」「金属の様な、しなやかさ。」「磁器の様な、ノンアレルゲン。」という3つの特徴があります。今までのジルコニアを使った製品は、素材特性を活かした医療用のインプラントや、その外観の美しさから腕時計のハウジングや人工ダイヤなどに使われてきました。しかし、その素材特性と外観上の特徴の両方を同時に活かした製品は、ほとんど作られていません。ZIKICOは、ジルコニアの素材特性と審美性の両方の良さを存分に活かした、日常の中で使える道具を作っています。

会社概要
2007年に、精密樹脂部品製造メーカーにて、ジルコニア加工技術開発チームを結成。2017年にグッドデザイン賞を受賞。2018年にチームで独立起業。手工業デザイナーの大治将典氏とブランド・ディレクション契約を締結。2019年にSUMUカトラリーシリーズを発売し、ドイツのiFデザイン賞、およびイタリアのA’デザイン賞金賞を受賞。ジルコニアという新素材セラミックスを、日用品に使う事で、金属アレルギーなどの金属イオンによる負の影響をなくす商品を開発。世界展開を見据えながら、100年後には新しい伝統工芸にすることを目指しています。

商品詳細
KIYOデザートカトラリーは和菓子が食べやすいように形作られました。
和  菓子のカトラリーといえば漆や木の匙やヒメフォークが一般的でしたが、厚ぼったい匙やお菓子をすくいづらいヒメフォークは、どうしても使いづらさがありました。KIYOデザートカトラリーや最薄部0.8mmのカトラリーで食べづらい和菓子もすくいやすく口当たりもなめらかです。石を思わせるジルコニアの佇まいは和の設えにも似合い違和感がありません。

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KIYOデザートスプーン:
和の設えにも似合う佇まいをもった、小さなレンゲのようなジルコニアのスプーンです。寒天やわらび餅のようなすくいづらいお菓子もするりとすくえます。

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KIYOデザートフォーク:
和の設えにも似合う佇まいをもった、先割れスプーンのようにすくいやすい皿部のある二本歯のジルコニアのフォークです。お菓子にかかっているきな粉や餡などもお菓子と共にすくいやすいよう形作られています。

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KIYO菓子切:
和の設えにも似合う佇まいをもった、ジルコニアの菓子切です。日本刀のような形状はお菓子を切りやすく、またマットなジルコニアの刃はお菓子がこびりつきにくく大変切りやすくなっています。

 
株式会社ZIKICOの活動
ZIKICOは『ジルコニア』という素材に特化したプロダクトブランドです。ジルコニアは、医療用途に開発された素材で人体親和性が高いのですが、外観の美しさから宝飾品にも使われています。
しかし、難加工材である事から、用途開発が進んでおりませんでした。成形中に製品の表面が荒れてしまい、後でダイヤモンドを使って磨くか、初めから単純形状にして機械加工で削り取るかしかなく、非常に高価な製品か、単純な部品しか製造する事が出来なかった為です。私たちは、それを10年にわたる研究開発により、繊細なデザインにも用いることができる程の製造技術に昇華し、確立しました。

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 2019年に発表したSUMUシリーズは、先端のジルコニア部分が、予め加工しておいた柄と隙間なく組み合わさらなければなりません。しかしジルコニアは、成形後の焼成工程で30%程度収縮します。ZIKICOの前身は、パソコン用ハードディスクの樹脂部品を製造するプラスチック成型業者における研究部門でした。製造していた製品はプラスチックであるにも拘らず、±30μm以下(1μmは1mmの1,000分の1)の寸法精度が要求されるものでした。その繊細な技術の擦り合わせを製造工程で応用しております。

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2020年7月には、TEMO両面計量スプーンを発売しました。TEMOは、日常的に使う「手に持つ道具」という思いを込めています。両面計量スプーンですが、置いて量れる形状をジルコニアで作っているので、心地よい重さがあり、液体を入れる際に動きません。また、キャニスターに入れっぱなしでも劣化しません。

ジルコニアは、焼成時の収縮が大きい事から、ジルコニア一体でカトラリーを製造するのが困難でした。今回、更なる技術開発により、一体で製造する事が出来るようになり、KIYOデザートシリーズを開発しました。

ジルコニアには3つの特徴があります。
1. ジルコニアは、ダイヤモンド・ルビーに次ぐ硬さを持った鉱物由来の素材です。
2. ジルコニアは、2種類の結晶を内に秘め、それぞれに異なる性質を持ち、外から加えられる力によって柔軟にそれを変えるので、金属の様な硬さとしなやかさを兼ね揃えています。
3. ジルコニアは、約1400℃の高温で焼結して作られているセラミックスです。焼物の磁器と同様に金属イオンの溶出がまったくなく、人体親和性が高い素材です。

この3つの異なる特性を併せ持つ『ジルコニア』という素材を一言で表すとすれば『清らかさ』だと私達は考えています。

こんなに素晴らしい素材が医療用と宝飾品に限定されているのはもったいない、と思い、ジルコニアで誰もが身近に扱える日用品を作りたい、もっともっと世の中の人にジルコニア・プロダクトを知ってもらいたいとの思いから活動しております。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「味を変えないジルコニアのカトラリー」株式会社ZIKICO ててて商談会に出展 2021年3月17日~19日