リアルワールドリサーチを支援する、ゲノム解析データ実装型のプラットフォームを構築

IQVIAジャパン グループ

報道関係者各位
2021年2月16日
IQVIAジャパン グループ リアルワールドリサーチの実践を支援する新たなソリューションとして ゲノム解析データ実装型のプラットフォームを構築
● 2021年2月からIQVIA Genome Wide Study Platform(GWSP)として提供を開始
● IQVIAとして日本では初めての展開となる匿名化されたゲノム解析データを利活用するソリューション


IQVIAジャパン グループ(東京都港区:会長 湊 方彦、以下IQVIA)は日本人の匿名化されたゲノム解析データを実装したプラットフォームである「IQVIA Genome Wide Study Platform(以下GWSP)」を構築、2021年2月から提供を開始しました。

GWSPは、リアルワールドで収集したデータを基礎研究へフィードバックし、臨床に近い条件下で医薬品を評価する「リアルワールドリサーチ」の実践を支援します。特に、ゲノム解析データの利活用によるソリューションは、IQVIAとして日本では初めての展開となります。

ゲノムワイド関連解析(Genome Wide Association Study;GWAS)済みデータを活用する本ソリューションでは、リアルワールドでの遺伝子変異と疾患の相関関係に注目して疾患発症や薬理作用のメカニズムを解析し、これによって地域的・民族的特異性も反映した医薬品の最適なターゲット因子やポジショニングの評価、研究開発の効率化、適正使用の推進などを支援します。

またGWSPは、国内の民間ゲノムデータベースと提携してプラットフォーム化することで、これまでの技術的・物理的・倫理的な活用上の課題を解消しており、安心なアクセシビリティと高いユーザビリティを実現しています。これにより、従来以上に踏み込んだ医薬品ターゲット因子の妥当性について、新たな仮説の創出や検証、および、追加調査の設計を可能としています。

 
IQVIAについて
IQVIA (NYSE:IQV)は、先進的かつ高度な分析力と機能、革新的テクノロジー、および臨床試験サービスをライフサイエンス業界の皆さまへ提供する世界的なリーディング企業です。IMS HealthとQuintilesの統合により誕生したIQVIA は、ヒューマン・データ・サイエンス(分析の精緻さとデータサイエンスの明晰さを、拡大し続けるヒューマンサイエンスの領域に対し活用すること)を用いることにより、ヘルスケア企業の皆さまが臨床開発とコマーシャル領域におけるこれまでに無いアプローチを、新たなイマジネーションの下で発展させ、イノベーションを速め、ヘルスケア・アウトカムの改善をより一層加速させることを支援します。私たちの原動力である「IQVIA CORE™」によって、IQVIAは実務実行力を伴いながら、大規模な分析、革新的なテクノロジー、そしてスペシャリストによる幅広い専門知識、これらが交差する地点に、実用的且つ唯一無二のインサイトを提供しています。私たちIQVIAは現在、およそ6万8,000人が、世界100以上の国と地域で活動しています。

IQVIAは、患者の皆さまの個人情報保護の分野においても、世界をリードしています。医療関係者の皆さまが、疾患のパターンを特定し、より良いアウトカムの実現のために必要である明確な治療方針や治療法の関連づけに資する規模での情報を収集・分析すると同時に、様々なプライバシー保護のための技術や安全対策に取り組んでおります。IQVIAが持つインサイトや実務の実行力は、治療・治癒の実現に向かい尽力するバイオテクノロジー企業、医療機器メーカー、製薬企業、医学研究機関、政府機関、保険者やその他様々な医療関係者の皆さまによる疾患そのものや人間の行動、サイエンスの進歩に対する更なる理解の深耕を支援します。IQVIAの詳しい情報はこちら(www.iqvia.com). をご覧ください。日本向けのURLはこちら(www.iqvia.co.jp

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 IQVIAジャパン グループ  IQVIA Genome Wide Study Platform(GWSP)を提供開始