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2021/2/14
一般社団法人 日本車いすラグビー連盟
ダイバーシティ社会における当連盟としての活動宣言
平素より、日本におけるスポーツ界の普及と発展に御理解と御協力を賜り、心より御礼申し上げます。
当連盟は、その競技特性として、様々な障がいのある選手が所属していることに加え、男女混合チームで戦う、ダイバーシティを体現している競技の1つであると自負しています。2018年の世界選手権で、男女混合で構成した日本代表チームは優勝を成し遂げると同時に、日本のダイバーシティの一端を世界に見せた大会となりました。
今回辞任を表明されました森喜朗氏に対しては、これまで車いすラグビーも含めたラグビー界及びスポーツ界の発展にご尽力いただき、大変感謝をしております。一方で日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会での発言については、当連盟が目指す姿と異なる発言だと感じています。また、本来はダイバーシティを体現する場としてあるべき、東京オリンピック・パラリンピックに対してネガティブな印象が生じてしまったことを大変残念に思っております。
パラリンピック競技で唯一「ラグビー」という名前のつく当競技団体は、スポーツの力の下にダイバーシティをこれからも体現していきたいと考えております。当連盟は下記の活動宣言を行います。
【活動宣言】
1.当連盟は車いすラグビーというスポーツ競技を通じて、ダイバーシティを体現します。
2.連盟の運営に関してもジェンダー、障害の有無などにとらわれずに、ダイバーシティの実現に向け努力します。
3.今後決まっていく組織委員会の新体制に対して協力体制を取り、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて尽力します。
4.来る東京パラリンピックにおいて、金メダルを目指して戦うことによって、改めてダイバーシティの力を体現してまいります。
引き続き御支援いただきますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。
以上