日本ユニシスは、シミックヘルスケア・インスティテュート、ルネサンスとともに、国際医療福祉大学・高邦会グループが主催するヘルスケアオープンイノベーションプログラム「IHW Open Innovation(IOI)」に参画し、生活習慣病予防および重症化予防を目的とした、新たなヘルスケアサービス創出に取り組みます。
データの利活用にあたっては、日本ユニシスが提供する個人の同意に基づきデータをセキュアな環境で取得、管理、連携するプラットフォームを活用します。個人が所有するデータの活用の意思決定権利は、個人にあるという人にあるという「データの個人主権」と、事業者が責任をもって自社サービスのデータ管理を行い、必要なときのみ他の事業者とにデータを連携する「分散型データ管理」の2つに理念に基づき開発したプラットフォームサービス「Dot to Dot」をベースに、ヘルスケアデータを安全安心に利活用できるプラットフォームを構築します。
日本ユニシスグループは、顧客・パートナーと共に社会課題を解決する企業として、業種・業態の垣根を越え、様々な企業を繋ぐビジネスエコシステムを創る中核となることを目指しています。ビジネスエコシステムのカタリストとして、価値提供する注力領域のひとつに「スマートタウン」を選定しています。この注力領域でのビジネスを拡大させるため、日本ユニシスは、2018年4月1日に「スマートタウン戦略本部」を新設しました。これまで国内複数でのフィールドにおいて、地域の社会課題解決に向けた取組みを実施しています。地域の健康課題へのアプローチとしましては、これまで熊本県合志市でのフィットネスを核とした地域健康増進事業や、千葉県柏の葉での「Dot to Dot」を中核とし個人のデータに基づく健康増進事業に取り組んでいます。