--- ハイエンド施設における湿度および温度計測用---



2020年11月19日

ヴァイサラ株式会社



ヴァイサラ、Indigo製品シリーズに

HMP1湿度温度プローブを追加販売開始

--- ハイエンド施設における湿度および温度計測用---



 ヴァイサラ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:ヴェリ・ソレフマイネン、以下ヴァイサラ)は、要件の厳しい湿度計測向けのHMP1湿度湿度プローブ(以下、HMP1)を、本日より販売開始します。高い精度と長期安定性に優れたセンサパージ機能より、HMP1は医薬品設備、保管施設、データセンター、クリーンルームなど厳格な湿度モニタリングおよび管理が必要な環境に最適です。また、宇宙探索といった過酷な環境でも採用されている HUMICAP® センサテクノロジーを使用しています。



■ Indigo製品シリーズと接続することで、要件の厳しい用途にも対応

 HMP1はヴァイサラIndigo製品シリーズの新製品です。Indigo製品シリーズは、交換可能なスマートプローブ、変換器、Insight PC ソフトウェアで構成されています。プロセス一連のデータを維持することで、優れたエネルギー効率、安全性、最終製品の品質を確保することができます。

 例えば、HMP1とIndigo200 シリーズ変換器を接続した場合、一体の壁取り付けユニットとすることができます。これにより、プローブケーブルやプローブホルダーの追加購入は必要ありません。また、変換器からプローブを簡単に取り外せるため、効率的なメンテナンスと校正も可能です。

 HMP1とIndigo520 変換器(以下、Indigo520)を組み合わせた場合も、Indigo520は柔軟な設置が可能なため、最適な場所にプローブを設置することができます。また、Indigo520に2つのプローブを設置することで、モニタリングするパラメータを拡張したり、非常に高い精度を実現することができます。

 Indigo 変換器シリーズの計測性能、メンテナンスの容易さ、および幅広い追加機能を独自に組み合わせることにより、要件の厳しい用途における壁取り付けタイプの湿度および温度計測用の高精度なソリューションが実現します。



■ 単独で壁取り付けタイプの変換器としても

 HMP1はModbus RTU シリアルバスを介して、単独で壁取り付けタイプの変換器としても使用できます。単独で使用する場合も Indigo シリーズ変換器と使用する場合も、無料のヴァイサラ Insight PC ソフトウェアに接続することで、設定、校正・調整作業が簡単に行えます。



■高湿環境でも正確な相対湿度が計測可能に

 ヴァイサラはHMP1発売と同時に、温度補正を含む Indigo520 変換器のソフトウェアアップデートも行います。これにより、Indigo対応のHMP7 湿度温度プローブとTMP1を使うことで、従来の計測機器では制限が多かったテストチャンバーや燃料電池といった高湿の環境でも、正確で信頼性の高い相対湿度データを取得することができます。



 HMP1の詳細については以下をご参照ください。 

https://www.vaisala.com/ja/products/instruments-sensors-and-other-measurement-devices/instruments-industrial-measurements/hmp1 



■ ヴァイサラについて

ヴァイサラは、気象観測および環境/産業計測分野における世界的なリーディング企業です。当社は80年以上にわたる経験を活かし、より良い世界に向けた観測を提供します。ヴァイサラは世界各国のお客様にとって、革新的な観測・計測機器とサービスを総合的に提供できる信頼されるパートナーです。本社であるVaisala Oyjはフィンランドのヘルシンキにあり、世界各国に1,900人超の社員を有し、NASDAQ Helsinki に上場しています。当社に関する詳細は、vaisala.jaおよびwww.twitter.com/VaisalaGroupをご覧ください。

● 本報道発表資料に記載されている内容は発表日現在の情報であり、予告なく変更される場合があります。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 ヴァイサラ、Indigo製品シリーズにHMP1湿度温度プローブを追加販売開始