文字入力支援システム『iWnn IME for Web』が クラウド電子カルテ『CLIPLA』の文字入力支援に採用 ~医療用語辞書データベースを元に語句を予測、入力にかかる時間を短縮~
オムロン ソフトウェア株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長:今井 照泰 以下、「オムロン ソフトウェア」)が提供する文字入力支援システム『iWnn IME for Web』が、株式会社クリプラ(以下「クリプラ」、東京都新宿区 代表取締役:鐘江 康一郎)が提供するクラウド電子カルテ『CLIPLA』の文字入力機能に採用されました。『iWnn IME for Web』は、『CLIPLA』の文字入力を支援することで、電子カルテへの入力業務にかかる時間・労力の短縮に貢献します。
『iWnn IME for Web』は、これまで多くの携帯電話やスマートフォンに搭載されているオムロン ソフトウェアの入力機能をベースに開発しており、単なる医療用語辞書ではなく、入力された単語や単語同士のつながりを元に予測変換や繋がり予測など文章の作成に最適な予測変換候補を表示することで、電子カルテの記入にかかる負担を軽減します。また、辞書データおよび予測変換機能はクラウド上で実現されているため、端末の更新や新規で端末を導入する際にも、いつも通り『CLIPLA』を開けば設定等を行う必要なく継続して利用可能です。
オムロン ソフトウェアの今後の活動
電子カルテ向けに『iWnn IME for Web』を提供し、医療者が電子カルテへ入力する労力を削減することで、診察時間の確保や患者様とのコミュニケーションに集中いただくことに貢献できると考えています。オムロン ソフトウェアはコミュニケーションの課題解決に向けて今後も医療現場のニーズを反映し、『iWnn IME for Web』の機能向上を図っていく予定です。また、これまで培ってきた文字入力技術を活かし、様々なシチュエーションに対応した快適なコミュニケーションを実現することで、DX社会を見据えたお客様のIT化推進を後押ししていきます。
オムロン ソフトウェアが提供する『iWnn IME for Web』は、スマートフォン等でご利用いただいていた組込型予測変換エンジン「iWnn」の予測変換機能をCloud上で実現し、Webアプリ上で動作するIME(※)(以降、「Web IME」)とセットにしてサービス提供します。
Web IME を任意のWebアプリに組み込むことにより、デバイスやOS等のプラットフォームに依存することなく、統一された入力環境を提供することができます。また、Webサービスの入力エリアに応じたソフトウェアキーボードの切り替え・ソフトウェアキーボードに加え、パソコンのハードウェアキーボードからの入力への対応など、各種Webサービスに特化した柔軟なカスタマイズが可能です。