新型コロナウイルスの収束が見通せないなか、自分の行動を判断するにあたり影響を受ける人について、複数回答では「家族」「友人・知人」「医療専門家」の順に回答した人が多かったのですが、最も影響を受ける人を1人選択してもらう単数回答では「家族」「特になし」「医療専門家」の順に多い結果となりました(図5)。なお、最も影響を受ける人が「家族」という結果は、電通総研が5月に1都3県(1,000人)を対象に実施した「いのちを守る STAY HOME 週間」の意識・行動調査と同じでした。社会のことを考えながらも、自らの行動は家族と相談しながら自分たちの判断で決めていかなければならない、という人びとの思いがうかがわれます。