放送大学(学長:來生 新[きすぎ しん]本部:千葉県千葉市)は、新型コロナウイルス感染症に関する諸問題を学際的・総合的にとりあげた授業「危機の時代に考える」(全15回)を、8月3日より、一般公開いたします。



 この科目は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開講できなくなった面接授業に代替するものとして急遽企画、開講され、7月1日より8月2日までの期間に約300人の学生が履修しました。卒業に必要な単位修得のために用意された授業ですが、さまざまな分野の教員が「コロナ」に向き合う学問のあり方について考察した内容を、広く学外の方にも知っていただきたいという趣旨から一般公開するものです。

「危機の時代に考える」全15回、放送大学ホームページにて8月3日より公開いたします。



【補足】

・放送大学の授業は放送授業を主とするが、卒業要件として最低単位数124のうち、20単位は面接授業等による修得が必要である。面接授業は全国57カ所の学習センター等で実施。

・2020年度第1学期は全国で1,445科目の面接授業が(受講登録者総数15,905名)予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大により全面中止。面接授業履修を要件とする卒業予定者が473名で、卒業予定者の救済と、面接授業履修登録学生に対する代替科目の提供が必要となった。

・5月初旬の学長から専任教員への呼びかけにより、オンラインによる面接授業の代替授業が66科目用意された。

・本科目は、オンラインでの受講対応の困難な学生を対象とした科目の必要性から用意し、

 オンラインによる部分を極力簡便なかたちとした。全15回全てに確認テストを設け、そのテストの解答15回分とレポート提出により成績評価を行い、本学が設けている質問票の制度を使うことによって、大学の正規の授業として必要な双方向性を確保した。



 

【「危機の時代に考える」全15回の内容 】 



第1回「講義のねらいと履修の仕方」(來生新学長、近藤成一附属図書館長)

第2回「新型コロナウイルス感染症とはなにか」(生活と福祉コース・田城孝雄教授)

第3回「危機と社会-ペストは中世ヨーロッパ世界をどう変えたか」(人間と文化コース・河原温教授)

第4回「生物多様性の危機とその管理」(自然と環境コース・加藤和弘教授)

第5回「防災インフラ整備とソーシャルキャピタル」(池田龍彦副学長)

第6回「地球環境の危機:緩和策と適応策」(岡田光正副学長)

第7回「保険制度の活用によるリスク管理」(社会と産業コース・李鳴教授)

第8回「個人のリスク管理と社会の危機管理-行政による危機管理」(來生新学長)

第9回「国際社会の危機と危機管理-新型コロナウイルス流行を中心として」(社会と産業コース・柳原正治教授)

第10回「子どもの危険と安全-日常に潜む危機とその対策」(岩永雅也副学長)

第11回「学校の危機管理と政策課題-学校の働き方改革及び9月入学・始業の論点を中心に」 (心理と教育コース・小川正人特任教授)

第12回「本当の危機とは何か-メタ認知の観点から」(心理と教育コース・高橋秀明准教授)

第13回「リスク管理とレジリエンス」(生活と福祉コース・奈良由美子教授)

第14回「文学と危機-カミュ『ペスト』を中心に」(人間と文化コース・野崎歓教授)

第15回「危機の中で社会と我々のあり方を考える」(人間と文化コース・魚住孝至教授)



【視聴方法】

「危機の時代に考える」

放送大学ホームページ  https://info.ouj.ac.jp/ouj/modules/kiki/



また、放送大学Youtubeチャンネルでも8/4より順次公開いたします。

https://www.youtube.com/channel/UCd8zAzjHkIcPbnTDyn-q50w

 

【内容に関するお問い合わせ】 放送大学教授 近藤 成一 TEL 043-298-4160(直通)



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 放送大学が「コロナ」主題の授業「危機の時代に考える」を一般公開