RPA<注1>(Robotic Process Automation)は、企業の生産性向上を目的に多くの企業で導入・検討が進んでいますが、一方でRPAの導入にあたっては、導入前に対象業務の棚卸や整理、導入時には業務シナリオの作成やRPAロボットの作成など、RPAの稼働までに企業が担う作業負荷が思いのほか大きいという声が多く聞かれるようになっています。また、稼働後の運用では維持管理に苦労されるケースが増えており、自社にRPAの専任者が必要になるなど、RPAが企業に定着し効果を感じるまでには幾つもの課題を解消する必要があります。