EC事業・倉庫業・3PL業など荷主の皆様、独自の配送体制とビジネスモデルを組合と構築しませんか。



2020.06.17

ラストワンマイル協同組合



 中小運送会社37社(‘20年6月10日現在)で組織するEC宅配のラストワンマイル協同組合(東京都府中市、理事長 志村直純)では、令和2年6月より、組合内に「コラボビジネス構築プロジェクト事業部」(仮称)を立ち上げました。

荷主様独自の配送体制構築のサポートをする従来の在り方に加え、新たな事業部では、配送体制をベースにしたEC宅配の新たなビジネスモデル構築を目的としています。新型コロナウィルス感染禍が終息した後の未来を見すえ、EC宅配が今後どの様に展開していくのか、その可能性を組合とともに考えていきませんか?



◆なぜ今、ラストワンマイル協同組合なのか

組合では、倉庫業者や3PL業者といった荷主様の加入が増えています。この傾向は、新型コロナウィルス感染拡大の混乱を経て、より一層顕著となりました。6月には、埼玉南センコーロジ株式会社、柏センコ-運輸株式会社、誠実運輸倉庫株式会社、その他大手3PL業者など上場企業のグループ会社が組合員として参画、こうした動きは今後も拡大していくと考えられます。ポストコロナの時代、EC宅配事業に熱い視線が注がれていますが、そこで勝ち上がるためには配送とのコラボレーションが必要不可欠と誰もが認識しているからです。

 倉庫、フルフィルメント体制がそろっていても、配送システムは外注というのが従来のスタイル。しかしこれからの時代は、配送システムを自在に動かせる組織が、他社との差別化を図れるのです。組合とのコラボレーションにより、御社の独自の配送システム構築を実現していただけます。

 事業部のメンバーには、大手宅配会社の出向社員、実績豊富な物流コンサルタントなども在籍します。今後はポストコロナを見すえ、多様な知識や実績を有する業種との積極的なコラボレーションにより、さらなる拡大を目指してまいります。



◆組合加入説明会のご案内【予約制】

予約優先で1社ごとの説明会を開催しております。事前に、電話やメールなどで日時をご予約ください。

【ご予約・お問合せ】 ラストワンマイル協同組合事務局(府中市若松町3-28-7)

                 TEL042-319-9860 mail:2man@last1mile.info



◆ラストワンマイル協同組合の今後の展開

 緊急事態宣言にもとづく外出自粛の動きに合わせた“巣篭もり消費”は拡大を続け、それを支える物流業界の役割も高まる一方です。組合ではお客様に満足していただける宅配を実現するため、「置き配便※」や「非接触型配達」など新たなシステムの導入も行っています。

昨年10月には大阪府へとエリアを拡大、同時に愛知県を中心とする東海地方でもエリア拡大をうかがっています。また三期目を迎えた本年7月からは、一日の取扱い荷数が倍近くになる案件の稼働が決まっております。今後はより高い品質とコンプライアンスを有する配送体制をめざし、配達スタッフの増員にも力を入れて参ります。

※「置き配便」はデリバリーサービス株式会社の登録商標です。



◆組合設立の背景

ネット通販市場の目覚ましい拡大傾向に対し、通販配送業界には数多くの課題が生まれております。宅配便取扱数増加や配送ドライバー不足を原因に、業界全体の大幅な運賃の値上げや総量規制、遅配など配送の混乱が顕在化してきた数年前、荷主だけでなく運送業者を含む全ての課題を解決できるための体制として、関東一都五県の中小の配送業者が集結してラストワンマイル協同組合が設立されました。

共同受注、共同配送のメリットを生かした混載配送を活用することで効率化を図り、荷主様の状況に応じて請負業務をカスタマイズすることにより、より安い運賃と遅延しない配達を実現しています。



 

ラストワンマイル協同組合 概要

設立   :2018年4月10日

代表者  :理事長 志村 直純

所在地  :東京都府中市若松町3-28-7

事業内容 :組合員を対象とした小口配送業務の共同受注、車両用燃料の共同購入、経営および技術の 改善向上、または組合事業に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供、福利厚生など

組合員数  :37社

車両台数 :3616台

出資金  :1億2900万円



 



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 EC宅配のラストワンマイル協同組合から、「コラボビジネス構築プロジェクト事業部」開設のご案内