SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、国連加盟193国が達成をめざす持続可能な開発目標のことです。金沢工業大学はSDGsに貢献する教育・研究を進めており、学生団体GYIsは、SDGsのゲーミフィケーション教材の展開を中心に、SDGs の普及・啓発活動、SDGsアクション(SDGsの17の目標を意識した活動)に取り組んでいます。
そこで、金沢工業大学は学生団体GYIsと連携し、小中高生が家にいながら学び続けることができる学習教材として、自宅学習教材「STAY HOME for SDGs~おうちで取り組む17日間SDGsチャレンジ~」を開発しました。本教材はSDGsの17の各ゴールにそった17のチャレンジから構成されており、チャレンジの例としては、「自分たちでできる家事を増やしていこう。お父さんやお母さんと相談して、家事の分担表をつくろう」等のように、小学校低学年から実施できるものも記載されています。「STAY HOME for SDGs」は金沢工業大学 SDGs推進センターのウェブサイトからダウンロード可能で、どなたでもチャレンジに参加できます。すべてのチャレンジを実施した小中高生には先着50名に「THE SDGs Action cardgame『X(クロス)』」(※学生団体GYIsが企業と共同で開発)をプレゼントします。また、全チャレンジ実施を報告してくれた小中高生の皆さまに、修了証(賞状)をデジタルデータで贈呈します(報告締め切り:2020年5月29日(金))。
GYIsは、「私たちは私たちの未来を救うために」を理念に、SDGs普及啓発活動及びSDGsアクションに取り組む金沢工業大学の学生団体です。SDGsに関する授業・ワークショップの講師として全国の小中高を対象に活動し、2019年度には19回・約1,250人の生徒に対する教育支援を実施しました。また、経営者を含めた一般向けのワークショップを約60回開催し、約3,300人を対象にSDGs学習の支援を行いました。さらに、2019年5月にドイツ・ボンで開催された国連UNDPの公式イベント「SDGs Global Festival of Action」における公認ワークショップ開催等、日本だけでなく、世界でのSDGsアクション創出の促進に取り組んでいます。