医療機関に勤務する成人女性961名を2群に分け、1つの群のみOLL1073R-1株で発酵したヨーグルトのドリンクタイプ(112 ml)を、1日1本16週間摂取していただきました。摂取した群(以下、摂取群)の479名と、摂取していない群(以下、対照群)の482名に対し、摂取期間の前後で、①ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)※1による「睡眠の質の評価」、②Eight-item Short Form Health Survey (SF-8)※2による「心身のQOLの評価」、③Gastrointestinal Symptom Rating Scale (GSRS)※3による「胃腸の状態の評価」を行い、以下の結果を得ました。
① PSQIスコア(高いほど睡眠の質が悪い)において、摂取群は対照群に比べて有意に低下し、睡眠の質の改善を確認しました。(図1)
② SF-8スコアにおいて、摂取群は対照群に比べて「全体的健康感」と「活力」の有意な上昇が認められました。(図2,3)
③ GSRSの「便秘尺度」において、摂取群は対照群に比べて便秘を抑制する効果が認められました。(図4)