オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁)は、製造業の生産能力向上と、設備の立ち上げから保全までを短期間で実現可能とする、業界初⁽*¹⁾、ロボットと周辺機器の動きを連動し、統合検証できるシミュレーションソフトウェア「Sysmac Studio 3Dシミュレーション」を4月から発売します⁽*²⁾。オムロンが保有する、ロボットを含む豊富な制御機器群の知識と技術を活用することで、設備全体をデジタル上に再現し、実機と同等の精度で動作を簡単に検証できるソフトウェアです。この「Sysmac Studio 3Dシミュレーション」を通じて、お客様の作業効率と設備の生産能力向上に革新を起こします。
「Sysmac Studio 3Dシミュレーション」は、オムロンの主力制御用コントローラー「NJ/NXシリーズ」のプログラミング用ソフト「Sysmac Studio」にシミュレーション機能のオプションライセンスを追加するだけで、生産設備の動作シミュレーションを簡単に実現します。業界で初めてロボットとその他周辺機器を一括で制御や検証できるようになることで、設備設計の効率化と設備の生産能力の向上に革新を起こします。シミュレーション動作はエミュレーター方式⁽*³⁾のため、実機との動作精度やリアルタイム性も高くシミュレーションできます。また、設備を実際に立ち上げる前にデジタル上で見える化し、動きの事前検証を行えるため、設備の生産能力の確認、立ち上げや改造にかかる時間を短縮します。さらに、設備稼働後は、実機の動作状況をデジタル上で確認、モニタリングすることで、異常時の原因解明の短期化に貢献します。