この度、金沢工業大学にてSDGsに関する専門教育を受け、世界中でSDGsアクションを展開している学生団体SDGs Global Youth Innovatorsは、3月9日から新型コロナの影響を受けて休校となる全国の小中高生向けに、SDGsに関する学習支援をオンラインで無償提供するとともに、4月中にSDGsアクションに関する発表会を実施いたします。
また、学生団体SDGs Global Youth Innovatorsは、金沢工業大学で受けたSDGsに関する専門教育や、金沢工業大学と連携するSRI(旧スタンフォード研究所)から受けたスタンフォード流イノベーション教育の成果を活かし、小中高生に対するSDGs学習機会の創出と、SDGsアクションの実施に関する相談窓口の設置をオンライン上で行います。
さらに、ドイツ・ボンで2019年5月に開催された国連UNDPの公式イベント「SDGs Global Festibal of Action」における公認ワークショップ開催等、日本だけでなく、世界でのSDGsアクション創出の促進に取り組んでいます。上記に加え、組織・地域ごとにオリジナル版のゲームを作れるという「X(クロス)」の特徴を生かし、SDGs未来都市石川県白山市版を開発し、市民・自治体・企業などのマルチステークホルダー間での連携促進と新たなSDGs Actionの創出に取り組む等、地域に踏み込んだ活動を展開しています。なお、「X(クロス)」のワークショップ回数・認定ファシリテータ数・ダウンロード件数・体験人数・体験者数の出身国数は2020年3月5日時点、95回以上、100人以上、3,000件以上、推定20,000人以上、世界65ヵ国に達しています。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。