a ACR 20/50/70は、圧痛関節数および腫脹関節数のベースラインからの20%/50%/70%以上の減少、かつ米国リウマチ学会コアセットの残り5項目(患者さんによる疼痛度の評価、疾患活動性の全般的評価、身体機能の評価、医師による疾患活動性の全般的評価および急性期反応物質)のうち3項目以上におけるベースラインからの20%/50%/70%以上の改善と定義。
b HAQ-DIは、衣服の着脱と身支度、起立、食事、歩行、衛生、リーチ範囲、握力および日常生活の動作などを患者が報告する健康評価質問票を用いた機能障害指数におけるベースラインからの変化量と定義。健康評価質問票は、これらの活動で経験する困難の程度と手助けおよび器具の使用について患者自身が評価。
c PASI 75は、乾癬面積および重症度指数(PASI)で75%の改善と定義。ベースライン時の乾癬が体表面積(BSA)の3%以上である患者を対象に評価を実施。
d MDAは、7項目のアウトカム指標(圧痛関節数(TJC)1以下、腫脹関節数(SJC)1以下、PASI 1以下または体表面積-乾癬(BSA-Ps)3%以下、患者評価による疼痛の数値評価スケール(NRS)1.5以下、患者による全般的評価(PtGA)-疾患活動性のNRS 2.0以下、HAQ-DIスコア0.5以下およびリーズ付着炎指数(LEI)1以下)のうち5項目を達成していることと定義。
投与24週後、乾癬性関節炎 modified Sharp-van der Heijdeスコアを用いて測定したベースラインからの変化量から、ウパダシチニブ15 mgおよび30 mg群は、プラセボ群と比較して、エックス線画像上の進行を抑制しました(p<0.01)1。関節損傷の抑制は、身体機能および身体障害に影響を及ぼし得ることから、乾癬性関節炎患者さんにとって重要です11。