窪田製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、2020年1月30日(日本時間1月31日)、アメリカ航空宇宙局 National Aeronautics and Space Administration(米国、以下 「NASA」)およびTranslational Research Institute for Space Health(米国、以下「TRISH」*1)と表題の件について会議を実施したことをご報告いたします。
窪田製薬代表執行役会長、社長兼最高経営責任者 NASA HRP Investigator(研究代表者)、窪田良博士コメント
今回の NASA との会議ではフェーズ1の成果であるプロトタイプのデモを行いました。NASA の担当者の方に実際に
自分の網膜を計測いただき、アプリケーションの操作性やデバイスのスピードを見ていただき、数秒で終わるとい う測定スピードの速さに非常に感心していただきました。現在 NASA を含め、一般的に使われいる OCT は、立ち上げ から計測して終了するまで2人の人員と 90 分の時間が割かれていますが、我々のデバイスは立ち上げから計測終了 まで自分1人で数分で計測できることに驚かれていたのが印象的でした。現在は、宇宙飛行士の分刻みのスケジュ ールの中で、数ヶ月の長期滞在でも3回しか計測できていないそうですが、我々のデバイスが ISS に搭載されること になれば、毎日でも計測でき、刻一刻と発生する SANS による乳頭浮腫が観察できる可能性が世界で初めて示されま した。引き続き、我々の技術力を活かし、このプロジェクトの成功に向けてより一層精進してまいります。