SAP® Global Trade Servicesは貿易業務の効率化と貿易コンプライアンス管理の強化を目的としたモジュールです。輸出入通関のデータを自社で作成することができ、他のモジュールのデータを活用することによりFTA活用等による関税削減のプランニングを可能とし、また、輸出管理リスクの軽減を実現することができます。
関税は企業の営業利益に直結する税金であり、その管理とプランニングは営業利益向上のために非常に重要です。しかしながら、SAP® Global Trade Servicesは関税と貿易に関する専門的なモジュールであることから、その導入にあたっては、SAP ソリューション導入のアドバイザーに加えて関税と貿易に関する専門知識が必要になります。両分野における専門家が集い、互いの専門性を活用し、モジュールの設計および構築をすることにより、その企業に最適なSAP® Global Trade Servicesが導入されることになります。EYACCとEYTAXは、それぞれの専門性を活かしながら、SAP® Global Trade Servicesの最適な導入支援を強化します。
「多くの日本企業がSAPのERPの最新バージョンであるSAP S/4HANA®への移行を推進しています。最新のSAPソリューションを利用することにより、新たに実現できる価値の1つが、SAP® Global Trade Servicesを用いた貿易業務の効率化と貿易コンプライアンス管理の強化です。税務戦略をどのようにITを用いて実現するかは企業経営において重要なテーマであり、大きな投資対効果が見込まれるのにもかかわらず十分に検討できていない企業が大半です。EYでは、総合的な知見を活かし、SAPソリューション導入のアドバイザーに加えて関税と貿易に関する専門知識を有する専門家のチームを組成し、クライアントに最適なサービスを提供いたします。」