オーステッドの前身は、デンマーク最大のエネルギー企業であるDanish Oil and Natural Gas(日本名:DONGエナジー)です。もとは社名の通り、石油やガスなどの化石燃料による発電を主な事業としていましたが、環境にやさしいエネルギー企業をめざして、新規事業である洋上風力発電を主軸とした再生可能エネルギー事業に全面的にシフトしました。2017年には事業内容に即した社名にするため、社名をオーステッドと変更しています。この社名は電磁気の法則を発見し、今日の発電の科学的礎を築いたデンマークの伝説的な科学者であるハンス・クリスチャン・オーステッドから名付けています。電力を供給する方法を革命的に変革するためにはこのような優れた能力が必要であると考え、社名としました。現在、オーステッドによる発電の80%を再生可能エネルギーが占めており、2025年には99%となるよう目指しています。