2019/8/26



公益財団法人東京都医学総合研究所



都民講座「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」を10月10日(木)に開催いたします。



公益財団法人東京都医学総合研究所(所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ))は、一般の方向け講演会として都民講座「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」を、2019年10月10日(木曜日)に、東京都港区虎ノ門にあるニッショーホールにて開催します。久留米大学医学部 神経精神医学講座 教授の内村直尚先生を講師としてお迎えし、当研究所の本多真 研究員、楯林義孝 研究員とともに、講演いたします。皆様のご参加をお待ちしています。



1 日 時



2019年10月10日(木曜日)

午後4時~午後6時(開場は午後3時)



2 場 所



ニッショーホール

東京都港区虎ノ門2-9-16日本消防会館内(最寄駅 虎ノ門駅 2番・3番出口 徒歩5分)



3 演 題



「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」



東京都医学総合研究所 副参事研究員 本多 真

講師プロフィール:東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、スタンフォード大学ナルコレプシー研究センター等を経て現職

講演タイトル:眠気のしくみとその対処法

講演内容:日本人の約15%は慢性的眠気があるとされ、眠気や居眠りを見聞きする(あるいは体験する)機会は多いと思われます。眠気はただの寝不足と軽視されがちですが、学業成績や仕事効率に影響し、事故にもつながり、日常生活の質に関わる大きな問題です。眠りと目覚めのメリハリある切替えは、体内リズムや体温、ストレスや自律神経、食事など様々な要素によって調節されます。心身を整えて”睡眠力”を高め、睡眠不足に対する昼寝の工夫も進めて、毎日を心豊かに、元気に送れるようにしましょう。



東京都医学総合研究所 副参事研究員 楯林 義孝

講師プロフィール:大阪大学医学部卒業後、NY州立発達医学基礎研究所、理化学研究所脳科学総合研究センター等を経て現職

講演タイトル:ストレスと睡眠障害

講演内容:ストレス社会と呼ばれる現代。ストレスと睡眠は密接な関係にあり、質の良い睡眠をとることがストレス軽減、パフォーマンス向上にもつながります。ストレス性の睡眠障害を中心に、治療現場でよく遭遇する睡眠障害、またよく使われる治療法など紹介し、睡眠障害に対する正しい知識と情報を提供します。



久留米大学医学部神経精神医学講座 教授 内村 直尚

講師プロフィール:久留米大学医学部卒業後、久留米大学病院副病院長、久留米大学医学部長、久留米大学理事・評議員等を経て現職

講演タイトル:睡眠はこころとからだのバロメーター ~睡眠を制する者が人生を制する~

講演内容:近年わが国では、人々の生活は夜型化し、就寝時刻が遅くなり、それに伴い睡眠時間が短縮し、心身へ悪影響を及ぼしています。睡眠不足や不眠は昼間の眠気や全身倦怠感、集中力低下、不安・イライラ、抑うつ感を生じ、さらに、肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病や癌、認知症の誘因や増悪因子となります。「眠れているかどうか」はメンタルヘルス対策の上では予防という観点からも重要であり、本人や周囲が最も気付きやすい注意サインです。すなわち良質の睡眠がうつ病の予防になり、また、健康を維持しQOL(生活の質)の向上につながり、健康寿命を延長します。当日は夜間ぐっすり眠って昼間すっきりする“コツ”をアドバイスします。



4 参 加



定員700名(事前申込、先着順)  入場無料



5 申 込



往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。



往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第5回都民講座」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。



メールは、件名を「第5回都民講座申込」とし、氏名、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。



締切は10月7日(月曜日)必着



【申込先】 〒156-8506 東京都世田谷区上北沢2-1-6

               (公財)東京都医学総合研究所 普及広報係 宛



【この件に関するお問い合わせ先】

[会社名](公財)東京都医学総合研究所

[部署名]事務局 研究推進課 普及広報係 都民講座担当

[TEL]03-5316-3109(直通)



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 都民講座「睡眠と心の関係 ー豊かな生活のためにー」を10月10日(木)に開催いたします。