本剤は、2019年7月現在、進行・再発の結腸・直腸がん治療薬として、世界68カ国・地域で承認されています。また、2019年2月には米国で切除不能進行・再発胃がんの適応が承認されています。ヨーロッパでは、2019年7月に医薬品委員会(Committee for Medicinal Products for Human Use:CHMP)より、切除不能進行・再発胃がんの成人患者に対する単剤療法としての承認勧告を受領いたしました。CHMPの勧告は、その判断の採択のため欧州委員会(European Commission :EC)に提出されます。