日本ユニシスが運営するバーチャル住宅展示場「MY HOME MARKET」を利用して、株式会社ウッドフレンズ(名古屋市中区、以下 ウッドフレンズ)が、「バーチャル空間でのファンづくり」をキーワードにした、新たな販売戦略を始めます。中部地区に本社を置くハウスメーカーが「MY HOME MARKET」を利用するのは初めてです。
「MY HOME MARKET」の特徴は、お客さまに、いち早く住まいの「ファン」になってもらうことができることです。「MY HOME MARKET」では高精細のバーチャル・リアリティ(VR)を使い、住まいの完成時のデザイン、間取りなどを手元のスマホやタブレットでいつでもどこでも繰り返し見ることができます。展示場に足を運ぶ時間の取れないお客さまが増える中、スマホなどでの繰り返しの内覧を通じて住まいの魅力を体感し、イメージを膨らませることで、ウッドフレンズの住まいのファンになってもらうことを目指します。
もう一つの特徴は、お客さまが検討を始めてから成約までにかかる時間を短くできることです。お客さまはVRでの内覧で具体的なイメージを膨らませることが可能です。また、オプションも含めた価格のシミュレーションを「MY HOME MARKET」上で実施することが可能です。これまでは、営業担当者との打ち合わせは10回以上になることも珍しくありませんでしたが、これまで平面図だけでは判りづらかった住まいイメージや建物の価格やオプションがあらかじめ明確になっていることで営業担当者との打合せ回数は最小限に抑えられます。このため成約までにかかる時間も、従来の販売に比べ短くすることができます。
ウッドフレンズは今回の「MY HOME MARKET」への出展を今後の販売、営業戦略の構築に向けたトライアルとして位置づけ、新しい時代の家づくりのあり方を追求していきます。
【MY HOME MARKETを活用した、家づくりの新たなスタンダードへ】
「MY HOME MARKET」は、2018年3月に運用を開始して以来、商品を出展する事業者が増え続けています。これまでに各地のハウスメーカー5社が出展。中部地区に本社を置くハウスメーカーとしては、ウッドフレンズが初めての採用です。
住宅業界において住宅着工棟数が伸び悩んでいる中、顧客獲得競争が激しさを増しており、従来の住宅展示場への集客に加えて、時代に即した販売ツールとして注目を集めています。既に採用いただいたハウスメーカーの中には、「MY HOME MARKET」の仕組みを営業ツールとして採用し、すでに成果を上げているところもあります。
VRという最新テクノロジーで、お客さまのニーズに寄り添った家づくりと住宅業界の課題克服を同時に実現する「MY HOME MARKET」は、今後の住まいづくりのスタンダートを目指します。
「MY HOME MARKET」が提案するのは、全く新しい住宅の買い方です。VRで自分の好きな家を内覧し、カスタマイズし、価格も分かる。マイホームを自分らしく「選ぶ」自由と可能性をもたらすプラットフォームです。
「MY HOME MARKET」は、家の売り手である住宅メーカーにも、大きな可能性を秘めています。「MY HOME MARKET」を使えば、お客さまに自社が提案する家や暮らし方の魅力を、一番魅力的に伝えられます。図面や資料ではなく実際に家の暮らしを疑似体験してもらう。家の提案をするときの、最高のコミュニケーションツールです。
「MY HOME MARKET」を使うことで、お客さまと住宅メーカーのやりとりは大きく削減されます。お客さまは、スマホで選んで内覧し、理想の家のイメージを膨らませて来店されるので、すぐに注文まで進むことができます。住宅メーカーはお客さまに、家そのものに加えて、その中の暮らしやライフスタイルの提案により力を入れることも可能になります。「MY HOME MARKET」を使えば、売り手と買い手の双方の満足度を高めることができます。
マイホームは、将来、人がテクノロジーと接する大切な場所になる可能性があると、日本ユニシスは考えています。「MY HOME MARKET」はテクノロジーの力で、一人一人が自分に合ったライフスタイルを選択できるような自由で豊かな社会を実現していきたいと考えています。