上智大学と、タイのトップ大学であるチュラロンコン大学は、本学の大学院グローバル・スタディーズ研究科とチュラロンコン大学Master of Arts in International Development Studies(MAIDS)との間で、2019年度より修士レベルでのダブル・ディグリー・プログラムによる学生の派遣および受入れを開始します。7月12日にチュラロンコン大学にて、本取組に係る協定締結の調印式が執り行われました。
また、本学などを運営する学校法人上智学院は、今年4月9日付でバンコクに事業会社 "Sophia Global Education and Discovery Co., Ltd."(代表取締役:廣里恭史 上智大学グローバル教育センター教授)を設立し、教育支援事業を展開するなど、タイは本学のグローバル化の戦略的拠点のひとつとして位置づけられています。アジアのハブとしての地政学的な強みを持ち、かつ国際機関やグローバル企業の集積拠点でもあるバンコクでの学びは、本学で地域研究や国際関係を専攻する大学院生にとって、大きな利益をもたらすものと期待されます。
グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程の全専攻(国際関係論専攻・地域研究専攻・グローバル社会専攻)が対象で、チュラロンコン大学では、M.A. in International Development Studiesの学位を取得できる。
チュラロンコン大学側:
Master of Arts in International Development Studiesの学生が対象。本学では、M.A. in Global Studies、M.A. in Japanese StudiesまたはM.A. in International Business and Developmental Studiesの学位が取得できる。