本実証事業は2020年度より順次施行される学習指導要領で求める主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」を重視した授業を支えるツールの1つであるICT(Information and Communication Technology(情報通信技術))のうち、無線LAN環境に着目し、校内LAN配線の負担軽減に資するワイヤレスメッシュの有効性を検証するものです。
弘前市立千年(ちとせ)小学校を本実証事業のフィールド校として認定し、次期学習指導要領を見据えた実践を日々の授業で行います。実践に必要なICT機器(学習者用端末や大型提示装置等)は教育委員会で整備した物を利用します。ICTの活用場面ではNHK for Schoolやクラウド型デジタル教材等のインターネット上のコンテンツを利用し、本実証事業で整備する次世代Wi-Fi規格ワイヤレスメッシュ技術により提供される無線LAN環境下での活用事例を積み上げます。