大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区)のキャンパス内に設置されているアートスペース「ESPACE KUU 空(エスパス空)」では、2019年5月29日(水)より「生・死―水と大地」を開催します。Gilbert GormezanoとPierre Minotの2名の写真家の共同作業によって誕生した奇跡ともいうべき2名の写真家の共同作業によって誕生した一連の作品群には、太古の人間が自然に対して抱いていたであろう畏怖、苦悩、瞑想そして祈りの姿が精製され、写真として結実しています。MINOT-GORMEZANOが描き出した風景には、人間の弱さ、脆さ、儚さと共に、生きていることの尊さが塗り込められています。今回展示する作品は、世界最大級の写真コレクションを誇るフランス国立図書館の収蔵作品と同じシリーズで構成されています。
「ESPACE KUU 空」は、写真を中心とするビジュアルアートの展示を通して、学生のみならず、地域と共に新たなカルチャーを生み出す機能を果たすアートスペースを目指して、大正大学のキャンパス内に開設されました。仏教系大学として培ってきたDNA、精神性を深め、人生を豊かに生きるための叡智やヒントをアーティストとオーディエンスが共有し、文化を支え合うコミュニケーションの輪がここから生まれるよう、会期中にはレクチャー、トークセッション、ワークショップ、読書会、コンサートなどを開催していきます。