ニセコチーズ工房(北海道)の2代目オーナーで、ジャパンチーズアワードに出品したブルーチーズが最優秀部門賞を受賞した近藤裕志さんは、初代オーナーである父・孝志さんが作ったミモレットを改良し、さらに高い評価を得るべく新商品の開発を行ったエピソードを披露。近藤さんが手がける「二世古 椛(momiji)」 は、2年に1度開催される国産ナチュラルチーズのコンクール「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で農畜産業振興機構理事長賞を受賞し、ジャパンチーズアワードでも金賞を受賞するなど、ニセコチーズ工房を代表するチーズとしても知られています。近藤さんはこのチーズについて、「ワインはもちろん、和食や日本酒にも合い、すり下ろして料理にも使えるオールマイティなチーズです。切り方によっても味が変わり、ブロック状に切ればじわじわ味が出て最後まで強い味が楽しめて、スライスすれば口に入れた瞬間、強い味のアタックが感じられる」とコメント。会場では2種類の切り方のチーズが振る舞われ、参加者は切り方による味の違いを楽しみました。