住友ゴム工業(株)(社長:池田育嗣)のタイヤセンシング技術「SENSING CORE」が、3月5日~7日にドイツ・ハノーバーで開催された「Tire Technology Expo 2019」内で開かれた「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence」において、優れた先進技術に贈られる「Tire Technology of the Year」を受賞しました。
「SENSING CORE」は、タイヤの回転により発生する車輪速信号を解析し、路面の滑りやすさやタイヤにかかる荷重などの情報を検知する技術です。この技術を発展させることで、例えば入手したデータをクラウド経由で街・社会の情報に統合すれば、そのデータを入手した車両は路面やタイヤに起因する危険をあらかじめ察知し、回避することが可能になります。当社は「さらに高い安全性能」「さらに高い環境性能」を実現するためのタイヤ技術開発コンセプト「Smart Tyre Concept」を掲げておりますが、「SENSING CORE」はその中の核となる技術の一つです。
※ Environmental Achievement of the Year, Tire Technology of the Year, Tire Industry Supplier of the Year, Tire Manufacturing Innovation of the Year, Tire Manufacturer of the Year の5分野