-「人権および環境について対象のサプライヤーに特定のオンサイトアセスメントを実施する」:2018年末の時点で155件の監査が行われています。シュナイダーエレクトリックは戦略およびビジョンに沿い、また2017年にフランスで施行された違法行為への警戒における企業の義務に関する法律を順守し、警戒計画の実行を確約しています。これには、労働慣行、健康安全、環境に関してリスクにさらされる可能性の高いサプライヤーを特定・管理することが含まれます。2018年初めには、Responsible Business Alliance(RBA)と当社とのパートナーシップで利用可能となった、実績ある第三者専門家のマッピングツール「Verisk Maplecroft」を使用して、グローバルなサプライヤーのリスクマッピングを実施しました。当社グループのリスク管理プロセスには、リスク水準と購買量に基づき選定された300社のサプライヤーに対して3年間でオンサイト監査を実施するなど、数々の予防・管理措置があります。
●「開発」に関する指標
-「低所得者層にエネルギー分野の職業訓練を実施する」:45ヵ国以上で19万6,162人に訓練を実施しました。2009年に開始したこのプログラムは、2年間で15万人に訓練を行い、2025年までには計100万人達成を目標にしています。訓練生は、サポートを得て熟練職につくか自営業を立ち上げ、自らのコミュニティ内で最新で信頼性の高いエネルギーへのアクセス向上に貢献していきます。現在、このプログラムの主な課題は、プロジェクトの横展開が可能な地元およびグローバルの組織と長期的なパートナーシップを結び、取り組みを増幅させていくことです。今後は「起業家精神」、「エネルギー専門職への女性の参入」、「トレーナーの育成」という3つの優先事項を掲げていきます。大規模なパートナーシップの一つとしてIECD(European Institute of Cooperation and Development)があり、レバノン、モロッコ、エジプト、ナイジェリア、コートジボワール、ベトナムで訓練センターの開設が実現しました。
当社のグローバルなエコシステムの中で、当社のオープンプラットフォームを活用しさまざまな企業や開発者コミュニティと連携することで、リアルタイム管理や高効率な運用を実現します。私たちは当社をとりまく素晴らしい人々やパートナーに支えられ、そして技術革新・多様化・持続可能性へのコミットメントを通して、いつでも、どこでも、だれにでも「Life Is On」を実現します。