金沢工業大学(石川県野々市市、学長:大澤 敏)は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村林 聡 以下、MURC)との間において、SDGs(Sustainable Development Goals)に掲げられる社会課題の解決に対して、新たなテクノロジーを活用したビジネス・活動を共同で検討を進めるべく、12月1日に覚書を締結いたしました。
MURCと金沢工業大学との間の覚書は、双方の専門性を持ち寄るとともに、”No One Left Behind(誰一人取り残さない)”を掲げるSDGsの理念に適うテクノロジーの活用に関する知見を共有していくことに主眼を置いています。本覚書は、SDGsの普及促進および達成に資する産学連携のための重要な第一歩となるものです。
こうした諸課題を克服するべく、2015年9月に開催された国連サミットにおいて、SDGsが採択されました。SDGsは、MDGs(Millennium Development Goals)の後継として、より持続可能的・包括的に世界が抱える課題を解決するために17の開発目標を定め、2030年までの達成を掲げています。日本においても、政府や民間企業、学術機関、NGOといった多様な立場から、SGDs達成に向けた様々な取組が進められています。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシンクタンク・コンサルティングファームです。東京・名古屋・大阪を拠点に、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、民間企業向け各種コンサルティング、経営情報サービスの提供、企業人材の育成支援、マクロ経済に関する調査研究・提言など、幅広い事業を展開しています。本件は、国際保健医療(グローバル・ヘルス)の課題解決を図る三菱UFJリサーチ&コンサルティングの組織Center on Global Health Architectureが担当しています。