武蔵野美術大学(東京都小平市/学長 長澤忠徳)は、2019年4月より開設する市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区市谷田町1丁目4番地)の1階共創空間スペースに、無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 松﨑暁)と協働した、大学初出店となる「MUJI com 武蔵野美術大学」をオープンします。
1階の共創空間スペースにオープンする店舗「MUJI com 武蔵野美術大学」では、キャッシュレスApp、セルフレジの導入など様々な試みを構想中です。また、研究(リサーチ)、開発実験(プロトタイプ)、評価・検証、実装を循環して学習・研究効果に直結できる環境を作り「大学と企業、地域住民のコミュニティとなるような場所」をコンセプトにして、授業やゼミから生まれた事業コンセプトや実践的なワークショップ等を行う予定です。
「MUJI com 武蔵野美術大学」は、学生はもちろんのこと、周辺地域を生活圏とする方々との繋がりを生み出す空間を目指します。無印良品の商品から厳選した食品や日用品の販売だけでなく、本のある暮らしを提案する「MUJI BOOKS」や、学生や地域の方々が集い共創することを目指したオープンスペースを設けます。ゆったりくつろげるカフェスペースでは、定期的にワークショップやマルシェも開催を予定。人と自然、人と人とが繋がる場づくりを意識した、無印良品の新しい形です。
「MUJI com 武蔵野美術大学は『大学のキャンパスに企業のテナントが入る』という単純な話ではありません。企業や地域の課題解決に向けて学生と企業が協働してプロジェクトを起こし、“圧倒的なプロトタイピング”を経て事業の社会実装を目指します。また、実証研究の入口から出口までを学内に設けられるという意味で、従来の産学連携の枠組みを超える環境にもなると期待しています」