金沢工業大学は一般社団法人BoP Global Network Japanと連携し、2017年に日本初となるSDGsビジネスアワードを創設しました。その後、日本政府によるジャパンSDGsアワード等、SDGsビジネスの先進事例となる日本企業を表彰する制度が次々に創設されることとなり、企業によるSDGsへの関心も急速に高まってきております。
SDGs未来都市に選定されている広島県では、平和構築を目的としたSDGsのGoal16「平和と公正をすべての人に」を重視したSDGsの取り組みを行っております。金沢工業大学では、SDGs推進センター、そして学生団体SDGs Global Youth Innovators(代表:経営情報学科3年島田高行)が、広島県や株式会社すららネットと共にSDGs教育の普及に関するプロジェクトを行う等、広島県によるSDGs推進に協力してきました。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。