大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之)は、米国FDA(食品医薬品局)が抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ(R)配合錠T15・T20」* (以下「本剤」)に関して、既治療の切除不能胃腺がんおよび食道胃接合部腺がんでの適応追加申請を優先審査品目として受理したことをお知らせいたします。処方せん薬ユーザーフィー法(PDUFA:Prescription Drug User Fee Act)に基づくFDAの審査終了目標日(PDUFA date)は、2019年2月24日です。
TAGS試験(TAS-102 Gastric Study)は、大鵬が主導した無作為割付・二重盲検の国際共同第Ⅲ相臨床試験で、標準治療に不応となった切除不能胃腺がんおよび食道胃接合部腺がん患者においてロンサーフとベストサポーティブケア(BSC)、プラセボとBSCを比較したものです。本試験の主要評価項目はOS、副次評価項目はPFS、安全性と忍容性、QOL(Quality of Life)等です。本試験は、切除不能胃がんに対して少なくとも2レジメンの治療歴がある、18歳以上の500名を目標症例数とし、日本・米国・EU・ロシア・ベラルーシ・イスラエル・トルコで507名の登録がありました。