本試験の結果は、10月21日11時10分(現地時間)にESMO 2018の口演で、英国Sarah Cannon Research InstituteのHendrik-Tobias Arkenau氏により”TAGS, a phase 3, randomised, double-blind study of trifluridine/tipiracil (TAS-102) versus placebo in patients with refractory metastatic gastric cancer”と題し発表されました。
TAGS試験(TAS-102 Gastric Study)は、大鵬が主導した無作為割付・二重盲検の国際共同第Ⅲ相臨床試験で、標準治療に不応となった切除不能胃がんおよび食道胃接合部がん患者においてロンサーフとベストサポーティブケア(BSC)、プラセボとBSCを比較したものです。本試験の主要評価項目はOS、副次評価項目はPFS、安全性と忍容性、QOL(Quality of Life)等です。本試験は、切除不能胃がんに対して少なくとも2レジメンの治療歴がある、18歳以上の500名を目標症例数とし、日本・米国・EU・ロシア・ベラルーシ・イスラエル・トルコで507名の登録がありました。