EYは、医療機器業界に関する年次レポート『Pulse of the industry』(2018年度版)を発表しました。本レポートでは、「医療機器業界の長期的なグローバル成長は、デジタル分野のケイパビリティへの過少投資、テクノロジー企業の業界参入、より良い健康アウトカム提供を求めるニーズの拡大といった要因のため、将来に陰りがみえている。」と警鐘を鳴らしています。
「Pulse of the industry」第12版の主要な調査結果は、医療技術の商業化を主な事業目的とする米国または欧州に本社を置く企業に対してEYが行った分析を基にしています。本レポートでは、イスラエルのデータおよび分析は欧州市場に含めました。またグローバルデータは、米国・欧州の医療機器企業の情報をまとめたものです。EYは医療機器を、治療、医療診断、薬剤提供、そして分析/ライフサイエンスに関連する機器を取り扱う企業と定義しています。この定義には、ディストリビューターおよびCRO(開発業務受託機関)、CMO(製造受託機関)等のサービスプロバイダーは含まれません。