2018/10/10



島村楽器株式会社



葉加瀬太郎監修の国産バイオリンセット 12月8日(土)より発売。先行予約受付中



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201810098921-O1-GiK0Sg0s

 島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬利明)は、著名なバイオリニストとして国内外問わず活躍の場を広げている葉加瀬太郎氏が監修した国産バイオリンのシグネチャーモデル『Antonio Tarontino(アントニオ・タロンティーノ) HT-200』を、協業する株式会社ハッツアンリミテッド(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂本 健)が運営するオンライン型バイオリンスクール「葉加瀬アカデミー」および全国の島村楽器店頭にて2018年12月8日(土)に発売いたします(先行予約は9月10日より受付中)。製作数は限定300セットで、価格は¥180,000(税抜)です。



 『HT-200』は4/4バイオリン本体、弓、ケース、弦、肩当て、松脂を揃えた、入門者向けのバイオリンセットになります。このうち本体・弓・ケースは、葉加瀬氏と共同開発した製品。バイオリン愛好者として卓越した審美眼をもつ葉加瀬氏によるチェックを何度も重ね、同氏が納得するスペックに仕上げました。また、弦、肩当て、松脂は、葉加瀬氏ご本人が普段から実際に愛用しているものをセレクトしています。



 今回、シグネチャーモデルを開発するにあたり、「ビギナーでも鳴らしやすく響きが良いものを」をコンセプトとして掲げた葉加瀬氏。そのリクエストに応えるため、ドイツのバイオリン製作マイスター資格を有する「シマムラストリングス秋葉原」工房長・茂木 顕(もてき けん)指導の下、国内の工房で響板の厚みを1枚1枚慎重に調整し、丁寧に仕上げています(※)。美しい外観を作り上げるのに欠かせない”ニス塗り”は、複数回にわたって塗り足す必要がある一方で重量を増す要因にもなるため、本商品では塗装工程を減らしながらも、見劣りしない外観に仕上げたことで、ビギナーの方にも取り回しやすくなりました。弓はプロ・アマ問わず世界中のバイオリンプレーヤーから信頼を得ている「杉藤楽弓社」の製品を、ケースはバイオリンケースを中心にケース専門メーカーとして定評のある「東洋楽器」の製品を選定しました。いずれも日本国内で生産された高品質な製品です。本商品の企画・生産管理・品質保証等は島村楽器が担当。全品に対し、弦楽器に精通した多くの技術者が常駐する弦楽器専門店「シマムラストリングス秋葉原」にて検品を実施し、お客様のもとにお届けしております。



 このように、安心してお使いいただける”国産品”にこだわりながらも、価格は20万円を切る¥180,000円(税抜)を実現しました。これからバイオリンを始める方に徹底的に寄り添った、『Antonio Tarontino HT-200』。ぜひお手に取ってお確かめください。



※本体は、日本のバイオリンメーカー最大手の「鈴木バイオリン」の製品を60年間に渡って量産し続けてきた「恵那楽器株式会社(旧:鈴木バイオリン恵那工場、所在地:岐阜県恵那市)」にて生産。過去の世界大戦で欧州列強での楽器生産が止まった影響により世界中から同社に生産依頼が舞い込み、最盛期は年間10万本のバイオリンを製造していたほどの、優れた量産体制と技術力の高さをもつ工場です。現在、生産量は一服して事業規模を縮小しているものの、その生産体制と技術力は健在です。”恵那バイオリン”として親しまれる同社にてHT-200の本体を生産することで、「かつて世界を席巻したバイオリンメーカーにもう一度名声を」、そして「高品質の国産バイオリンを、多くの方の手に取っていただきたい」という願いのもと、生産を進めてまいります。





Antonio Tarontinoとは

 Antonio Tarontino(アントニオ・タロンティーノ)とは、2017年の葉加瀬太郎氏コンサートツアー「VIOLINISMⅢ」におけるコンサート演出の中で登場した劇中の登場人物で、役に扮したのは葉加瀬太郎氏ご本人です。300年以上続くバイオリン工房「ラ・ボッテガ・デル・ヴィオリーノ・アントニオ・タロンティーノ・クレルモンナーラ」の主人で、自分で作った楽器で夜な夜な仲間たちとの演奏をするのが、何よりも楽しみなバイオリン職人・・・という設定です。このたび本バイオリン企画にあたって、劇中のストーリーより命名して頂きました。



<葉加瀬太郎さんのコメント>



僕の難しいリクエストをたくさん聞いていただいて、

ひきやすく、鳴らしやすいバイオリンが完成しました。

相棒としてかわいがってくれたら嬉しいです!





◆HT-200 各部の詳細

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201810098921-O2-D4OJBwge

調弦しやすいアジャスター内蔵型のテールピース(ローズウッド柄)を採用。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201810098921-O3-ULRP15Pa

裏板は葉加瀬氏が所有するバイオリンと同様に、上向きV字に組み合わせて製作。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201810098921-O4-Vo8zf16n

エンドピンの下に押された「t*」の焼き印は葉加瀬太郎シグネチャーモデルの証です。





【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201810098921-O5-k47H9iW2

また本体には、こちらのオリジナルラベルも入れられています







◆製品仕様

ブランド名:Antonio Tarontino(アントニオ・タロンティーノ)

型番:HT-200

税込販売価格:¥194,400(本体価格:¥180,000)

サイズ:4/4(フルサイズのみ)

表板:北米産スプルース古材

裏板・横板・ネック:北米産メイプル古材

指板:エボニー

あご当て・ペグ・エンドピン:ローズウッド

テールピース:Wittnerアジャスター内蔵型 ローズウッド柄

弦:Pirastro Evah Pirazzi ★

バイオリン弓:フェルナンブーコ  "A.Tarontino"刻印入り特注品

バイオリンケース:特注品(ネイビー)三角型ケース 

肩当て:KUN BRAVO ★

松脂:ベルナルデル ★

保証書:有り(保証期間:6ヵ月)

★・・・葉加瀬太郎氏が普段から愛用しているものと同ブランド・同型の商品です。



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 葉加瀬太郎監修の国産バイオリンセット 12月8日(土)より発売。先行予約受付中