2018年9月6日



大和ハウス工業株式会社

代表取締役社長 芳井敬一

大阪市北区梅田3-3-5



タイ王国バンコクにて戸建分譲住宅事業・分譲マンション事業に参画



 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、タイ王国(以下、「タイ」)バンコクにおいて、当社初となる戸建分譲住宅事業・分譲マンション事業に参画します。



 戸建分譲住宅事業においては、2018年8月9日にタイの「シンハー」ブランドのビール会社を子会社に持つブンロード・ブリュワリーグループの不動産開発および建築請負会社Nirvana Daii Public Limited Company(※1)(ナバナ・ダイイ・パブリック・リミテッド・カンパニー、以下、「ナバナダイイ社」)と合弁事業契約を締結しており、2019年1月から総敷地面積約4.3ha(※2)、総戸数80戸(予定)のプロジェクト「(仮称)Krungthep Kreetha Project(クルンテープ・グリーター・プロジェクト)」を着工します。

 分譲マンション事業においては、2018年8月22日に不動産開発会社および不動産投資会社Singha Estate Public Limited Company(シンハー・エステート・パブリック・リミテッド・カンパニー、以下、「シンハーエステート社」)と合弁事業契約を締結しており、2018年11月から2棟からなる地上7階建て、総戸数107戸のプロジェクト「EYSE Sukhumvit 43 Project(イース・スクンビット・43プロジェクト)」を着工します。

 ※1. シンハーエステート社の子会社。

 ※2. 東京ドーム約1個分。



■戸建分譲住宅事業

「(仮称)Krungthep Kreetha Project(クルンテープ・グリーター・プロジェクト)」



◆立地

 当プロジェクトは、バンコク中心部から東へ約15km(車で約30分)、タイのハブ空港「スワンナプーム国際空港」から北西へ約9km(車で約20分)の場所に位置しています。また、片側最大5車線の幹線道路(シーナカリン-ロムガオ通り)に面しており、車でのアクセスが便利な立地です。

 あわせて、5km圏内に、デパート「The MALL(ザ・モール)」やスーパーマーケット「Lotus market(ルータス・マーケット)」、「Big C extra(ビッグシー・エクストラ)」、商業施設「The paseo town(ザ・パセオ・タウン)」の他、インターナショナルスクール、大学、病院、ゴルフ場、スポーツクラブ等があり、生活利便性に富んだ場所です。



◆規模・建物構造

 当プロジェクトは、約4.3haの敷地に総戸数80戸(予定)からなる戸建分譲住宅開発です。

 1区画の敷地面積は222㎡~415㎡(予定)、1戸あたりの延床面積は300㎡~472㎡(予定)で、ナバナダイイ社が独自に開発した新商品「Nirvana BEYOND(ナバナ・ビヨンド)」のプレキャスト工法(※3)よる3階建て住宅で、3タイプのプランを提案します。

 ※3. 工場でコンクリート部材を成形し、その部材を建設現場に運びつなぎ合わせる工法。



◆特長

 開発地の入口には、セキュリティ対策としてゲートを設置し、警備員を24時間常駐させます。また、電柱を地中化させ、景観や防災性を向上させます。

 あわせて、ご入居者がご利用いただける、屋外プールや公園、スポーツジムを共用施設として設けます。



◆ターゲット

 バンコクおよびバンコク近郊に居住されているタイ人のアッパーミドル層※4で、ファミリー世帯をメインターゲットとしています。

 ※4. 中流階級の上位層。



■分譲マンション事業

「EYSE Sukhumvit 43 Project(イース・スクンビット・43プロジェクト)」



◆立地

 当プロジェクトはバンコクの中心部で、高架鉄道(BTS)「Phrom Phong(プロムポン)駅」から徒歩約7分(約550m)に位置しています。「プロムポン駅」前には、高級デパートの「The EmQuartier(ザ・エムクオーティエ)」や「The Emporium(ザ・エンポリアム)」があります。

 また、1km圏内には多くの商業施設や、敷地面積約4.8haの「Benchasiri Park(ベンジャシリ公園)」、インターナショナルスクールがあり、日本人を含む多くの外国人が居住するエリアで、生活利便性に富んだ立地です。



◆規模・建物構造

 当プロジェクトは、2棟からなる地上7階建て、総戸数107戸、全戸駐車場付きの分譲マンションです。

 間取りは、1ベッドルームと2ベッドルーム(52.25㎡~99.75㎡)のプランをご用意し、天井高を3mに設定した、開放感のある居住空間としました。



◆特長

 バンコク中心部にありながら閑静なエリアに位置する、希少性の高い分譲マンションです。

 また、当プロジェクトの敷地内に地上3階建てのクラブハウスを設け、屋外プールやスポーツジム、ラウンジ等を当分譲マンションのご入居者に提供します。



◆ターゲット

 バンコクおよびバンコク郊外にお住まいのタイ人や外国人のアッパーミドル層で、単身世帯からファミリー世帯をメインターゲットとしています。



■物件概要

戸建分譲住宅事業

<「(仮称)Krungthep Kreetha Project(クルンテープ・グリーター・プロジェクト)」>

所在地:バンコク都サパンスーン区サパンスーン準区シーナカリンロムガオロードSrinakaharin-Rom Klao Road, Sapansung Sub-district, Sapansung District, Bangkok

交通:都市高架鉄道エアポート・レール・リンク「Ban Thap Chang(バーン・タップ・チャン)駅」から車で約10分

開発面積:43,236㎡

総 戸 数:80戸(予定)

構造・規模:プレキャスト工法・3階建て

施工:未定

着工開始日:2018年9月(予定)

販売開始日:2018年12月(予定)

入居開始日:2019年5月(予定)

販売価格:2,000万バーツ~5,000万バーツ(日本円で約6,800万円~1億7,000万円)

※1バーツ3.4円換算

総事業費:約75億円

事 業 主:Nivrna Daiwa Development Co., LTD(ナバナ・ダイワ・デベロップメント)

出資比率:DH Asia Investment Orchid PTE. LTD.(ディーエイチ・アジア・インベストメント・オーキッド)49%、ナバナダイイ社49%、Nanakij Warehouse Company Limited(ナナキット・ウェアハウス・カンパニー・リミテッド) 2%

お客さまお問合せ先:ナバナダイイ社 Ms. Chutatarn Tiemsawan, (チュタターン・ティムサワン)+66-2-1056789





分譲マンション事業

<「EYSE Sukhumvit 43 Project(イース・スクンビット・43プロジェクト)」>

所在地:バンコク都クロングトーイヌア区スクンビットロード ソイスクンビット43

Soi Sukhmvit 43,Sukhumvit Road, Klong Toey Nua, Bangkok

交通:高架鉄道(BTS)「 Phrom Phong(プロンポン)駅」から徒歩7分

敷地面積:3,077㎡

延床面積 :15,995㎡

総戸数:107戸

間取り:1ベッドルーム・2ベッドルーム

専有面積:52.25㎡~99.75㎡

構造・規模:鉄筋コンクリート造 

(A棟)地上7階建て、地下1階、(B棟)地上7階建て、地下3階

(クラブハウス)地上3階建て、地下3階

施工:未定

着工開始日:2018年11月(予定)

販売開始日:2018年9月15日

竣工予定日:2020年 8月(予定)

入居開始:2020年10月(予定)

販売価格:1,399万バーツ~(日本円で約4,750万円)※1バーツ3.4円換算

総事業費:約57億円

事業主:S 43 Property Company Limited (S43プロパティー・カンパニー・リミテッド)

出資比率:DH Asia Investment Orchid PTE. LTD.(ディーエイチ・アジア・インベストメント・オーキッド)49% シンハーエステート社51%

お客さまお問合せ先:シンハーエステート社 Mr.Prem Narula(プレーム・ナムラ)+66-8-6533-678



■シンハーエステート社の概要  

商号:Singha Estate Public Limited Company

代表者氏名:Mr.Chutinant Bhirombhakdi  (ジュティナン・ビロンバクディ)

創業:1995年

事業内容:不動産開発会社および不動産投資会社

資 本 金:約259億円

売 上 高:約205億円(2017年決算)



■ナバナダイイ社の概要

商号:Nirvana Daii Public Limited Company

代表者氏名:Mr.Sutthichai Sungkamanee (スティチャイ・サンカマニー)

創業:1994年

事業内容:不動産開発および建築請負会社

資本金:約48億円

売上高:約91億円(2017年決算)





●タイでの事業開始の経緯

 経済発展が見込まれる東南アジアでの事業を加速するため、インドシナ半島の経済・地理の中心地であるバンコク市に2015年1月、駐在員事務所を設立。2016年7月にタイで物流施設や工場の開発等を展開する最大手の「WHA Corporation PCL(ダブリュー・エイチ・エー・コーポレーション)」と合弁会社を設立し、物流施設事業を開始。その後、タイ投資委員会からIHQ(インターナショナル・ヘッド・クオーター)ライセンスを取得し、2018年1月に、「Daiwa House Industry (Thailand) Co.,Ltd(ダイワハウス・インダストリー・(タイランド))」として事業を開始しました。



●今後のシンハーエステートグループとの展開について

 当社が長年培った戸建住宅や分譲マンション、都市開発等の技術を活かし、シンハーエステート社、ナバダダイイ社と共に様々な戸建住宅の商品開発や不動産開発等の事業を検討していきます。



■現地法人概要

会社名:Daiwa House Industry (Thailand) Co.,Ltd (ダイワハウス・インダストリー・(タイランド))

代表者:木村 敏之

所在地:バンコク都ワッタナー区クロングトーイヌア スクンビットロード399

インターチェンジビル23階

(399 Interchange Building, 23rd Floor, Unit12, Sukhumvit Road, Klongtoey-nua, Wattana, Bangkok) 

出資会社:DH Asia Investment Orchid PTE. LTD.

(ディーエイチ・アジア・インベストメント・オーキッド)

※大和ハウス工業株式会社の100%子会社

資本金:1,000万タイバーツ

従業員:4名(内出向者2名)





情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 ■タイ「シンハー」ブランドのビール会社を子会社に持つブンロード・ブリュワリーグループとの共同事業